ソニーマーケティングは、完全ワイヤレスイヤホンやウォークマン、BRAVIAなど、国内向けの一部のオーディオ・ビジュアル(AV)製品を2月1日から平均約14%値上げする。
対象製品には、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」やワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM5」、ウォークマンの最上位機種「NW-WM1ZM2」や普及価格帯のウォークマンSシリーズ「NW-S313/S315」、4K有機EL BRAVIA「A90K」シリーズ(48型/42型)、ホームシアターシステム「HT-A9」など、注目を集めるソニーのAV機器が多数含まれている。
ほかにも、サウンドバーやBDレコーダー、CDラジオ・ラジカセ、ICレコーダー、ツーリストモデルなどの一部製品も値上げの対象となっている。記録メディア(Blu-rayメディア)やカメラ製品の値上げについては、別記事も合わせて参照のこと。
対象製品の詳細は、同社Webサイトに掲載している製品リストのPDFファイルを参照のこと。ソニーは2022年の4月と9月にも多数の製品を価格改定しており、今回の価格改定の理由についても、これまでと同様に「昨今の外部環境の影響を受け、原材料費、製造・物流コストなどが高騰している事を踏まえたもの」と説明している。
なお、今回の個人向け製品の出荷価格改定と合わせて、法人向け10製品の平均10%程度の値上げも発表。対象製品は業務用のCineAltaカメラやXDCAMカムコーダー、法人向けBRAVIA。