「ニキビにかさぶたができてしまって隠したい」「ニキビのかさぶたをはがしたい」と、お悩みを抱えていませんか?
今回は、ニキビがかさぶたになったときの対処法を解説します。また、ニキビがかさぶたになったときのスキンケア方法や、かさぶたをメイクで隠す方法までご紹介しますので、ニキビのかさぶたに悩んでいる人は要チェックですよ。
ニキビがかさぶたになる原因
ニキビがかさぶたになる原因は、ニキビが潰れてしまったりニキビを引っ掻いたりして出血したことによるものです。 かさぶたは、出血して傷になってしまったニキビを治そうとしている過程でできます。
ニキビがかさぶたにならないようにするためには、ニキビを触らないよう意識することが必要です。
ニキビがかさぶたになったときのスキンケア方法
ニキビがかさぶたになったときのスキンケア方法をご紹介します。かさぶたに刺激を与えないように、肌をお手入れしていきましょう。
1.クレンジングや洗顔は優しく行う
ニキビがかさぶたになっている状態でクレンジングや洗顔をする場合は、優しく行いましょう。
ポイントは強くこすらないこと。洗顔する際に強くこすってかさぶたがはがれてしまうと、ニキビの修復に時間がかかってしまいます。 また、かさぶたがはがれてしまうと、洗顔をするときにしみる場合もあります。
かさぶたができている部分やかさぶた周辺は、とくに優しく洗い流してくださいね。
2.アルコールフリー処方の化粧水で保湿する
ニキビがかさぶたになっているときは、肌に刺激を与えないようにします。 化粧水は、アルコールやエタノールといった、肌にとって刺激になりうる成分が含まれていないものを選びましょう。
ノンコメドジェニック化粧水は、ニキビの原因であるアクネ菌の栄養源となる油成分をおさえた成分構成になっているので、ニキビを予防するにはおすすめです。
毛穴を引き締める収れん化粧水などは、かさぶたができている肌には刺激が強い場合があります。 アルコールフリー処方の化粧水や低刺激処方の化粧水で、肌のお手入れをしてくださいね。
3.美容液やクリームで保湿する
かさぶたになっているニキビやかさぶた周辺の肌は、乾燥しやすくなっています。 かさぶたやかさぶた周辺は、とくに乾燥させないように、美容液やクリームで保湿を行いましょう。
かさぶたが乾燥すると、かゆみを感じたりかさぶたが厚くなったりする場合もあります。傷口が乾燥していると、治るスピードも遅くなってしまうので、美容液やクリームで保湿することが大切なのです。
また、ニキビがかさぶたになっているときは、肌は刺激を感じやすくなっています。化粧水と同じく、美容液やクリームも低刺激なものがおすすめです。
ニキビがかさぶたになったときにやってはいけないこと
ニキビがかさぶたになったときに、やってはいけないことをご紹介します。ニキビのかさぶたを悪化させないためにも、チェックしてくださいね。
かさぶたを触る
ニキビのかさぶたは、手で触らないようにしましょう。 手で触っているうちに、かさぶたを引っ掻いて傷口が悪化してしまう恐れがあるからです。手で触らず、自然にはがれ落ちるのを待ちましょう。
むりやりはがす
ニキビのかさぶたは、むりやりはがさないようにしましょう。 むりにはがすと、出血したり膿が出たりしてしまう恐れがあるからです。
ニキビがかさぶたになっている状態は、ニキビが治癒に向かっている過程です。 ニキビのかさぶたをむりやりはがさず、そのままにしておきましょう。むりやりかさぶたをはがしてしまうとニキビ跡の原因にもなるので、気をつけてくださいね。
ニキビのかさぶたの隠し方
メイクでニキビのかさぶたをカバーする方法をご紹介します。上手にメイクをしてかさぶたを隠していきましょう。
1.下地で薄くカバーする
まずは下地やBBクリームなどを使い、かさぶたを優しくカバーします。 ポイントは一度塗りで薄くカバーすることです。何度も重ね塗りするのはNG。重ね塗りをすると何度も触ることになるので、かさぶたに負担がかかってしまうからです。
後ほどコンシーラーやファンデーションでしっかりカバーするので、何度も下地を重ねるのは避けてくださいね。
2.コンシーラーを重ねる
ニキビのかさぶたをしっかりカバーするのには、コンシーラーを使います。ベースメイクでかさぶたが隠せていたら、コンシーラーを使う必要はありません。しっかりとかさぶたを隠したい場合に、コンシーラーでカバーしていきましょう。
コンシーラーを使う場合は、かさぶた部分に刺激を与えないように優しく丁寧に塗っていきます。コンシーラーを塗るときは、清潔な綿棒で塗ってくださいね。使い捨てできる綿棒で衛生的にケアしていきましょう。
3.ファンデーションを重ねる
ニキビのかさぶたをファンデーションで隠していきます。パウダータイプのファンデーションを薄く塗るのがポイントです。
油分が多いリキッドファンデーションを使うと、毛穴をふさいでさらにニキビ部分が悪化してしまう可能性があります。また、リキッドファンデーションは密着力が高いので、メイクオフをするときにかさぶたに負担がかかり、再び出血してしまうかもしれません。
かさぶたをしっかり隠そうとしてファンデーションを重ね塗りすると、肌に塗ったファンデーションがひび割れて目立ってしまう原因にも。
パウダーファンデーションで薄く塗り、優しくそっとおさえるようにカバーしてくださいね。
ニキビのかさぶたを早く治すには?
ニキビのかさぶたを早く治す対処法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
十分な睡眠をとる
しっかり睡眠時間をとって、肌のターンオーバーを正常に保ちましょう。
睡眠中は、肌に受けたダメージを修復します。睡眠時間が確保できず寝不足になってしまうと、ターンオーバーが乱れる原因にもつながります。 ターンオーバーが乱れると、肌の保湿機能が低下して乾燥を招いてしまうことも。
睡眠時間をしっかりとって、1日でも早くニキビのかさぶたを治してくださいね。
保湿をしっかり行う
ニキビのかさぶたには、しっかり保湿を行うことが大切です。 保湿を行いかさぶたに潤いを与えることにより、早く治癒することに期待ができます。
また、保湿を行うことで、かさぶたのかゆみをおさえることもできるでしょう。 保湿剤を選ぶときは、ニキビに負担がかからない低刺激のものを選んでくださいね。
紫外線を避ける
ニキビのかさぶたを早く治すためには、紫外線をなるべく避けることが重要です。 紫外線は、肌の皮脂を酸化させてしまいます。酸化した皮脂は毛穴を詰まらせる原因になってしまうこともあります。
また、紫外線を浴びることで、肌表面のバリア機能が低下してしまいます。 バリア機能が低下すると、かさぶたになったニキビの修復に時間がかかってしまう恐れがあります。 紫外線対策はしっかり行ってくださいね。
ニキビのかさぶたははがさずに正しいケアで治そう
今回は、ニキビがかさぶたになったときの対処法を解説しました。
また、ニキビがかさぶたになったときのスキンケア方法や、かさぶたをメイクで隠す方法まで紹介しました。この記事を参考に、ニキビがかさぶたになってしまったときは、かさぶたをはがさずに正しいケアで治してくださいね。