アドビは、AIを活用したWeb動画編集機能「Project Blink」のベータ版の提供を開始した。
「Project Blink」は、AIを活用し、動画内のものや人物、音、会話を認識して検索できる機能。2022年10月に年次イベント「Adobe MAX」恒例の新機能の先出し「Sneaks」で発表した技術のひとつだ。
AIが動画内の会話を文字起こしし、そのテキストをカット、ペースト、削除することで動画を編集可能。誰が何を言っているのかを表示し、見出しを挿入して動画のアウトラインを作成できる。
読み取ったコンテンツの端は自動的に切り取られるので、インパクトのある言葉や面白いジョークを、そのまま音声として取り込める。また、間延びした文章や「うーん」「あー」などの余計な音を取り除くことで、動画を短くすることが可能だという。
なお、「Project Blink」ベータ版を利用するには、アドビのWebサイト「Adobe Labs」内にある「Request Access」ボタンをクリックし、フォームに必要事項を入力してリクエストする。