無料語学アプリ「Duolingo」を提供する Duolingo, Inc.は、語学学習に意欲的な20代~50代の男女 578人を対象に、「2023年の語学学習意欲調査」を実施した。
語学学習の動機は「キャリアのため」がトップ(39.1%)
語学学習に意欲的な人のうち75.2%は、昨年の同時期も語学学習に取り組みたいと思っていたと回答。
年代別にみると、30代以上はトップ2までに「語学が好きだから」や「海外のコンテンツを原文のまま楽しみたいから」など、趣味に近い目的が入ってくるのに対し、20代は「キャリアのため」「資格試験のため」がトップ2で、スキルアップのための語学学習に重きをおいていることが明らかになった。
また「今年語学学習に取り組みたい理由はなんですか?」という質問では、38.1%が「海外旅行を楽しみたいから」と回答し、昨年の3位から順位をあげた。「今年こそは久しぶりに海外旅行がしたい」と期待している人が多くいるよう。
67.2%が3ヶ月以内に語学学習に挫折-1年間継続したのは15.4%
昨年も語学学習に意欲的だった人のうち、8割近くが最低でも週1回以上勉強をしたいと思っていた一方で、実際には 29%の人が「語学学習を全くやらなかった」という結果に。3ヶ月以内の挫折を含めるとその数は 70%近くまでのぼり、語学学習を継続することの難しさが伺える。
また、「今年学習に取り組みたい言語はなんですか」という質問では、やはり英語が他言語に大きく差 をつけ82.7%、ついで韓国語が19%となった。英語学習に意欲的な人は、比較的各年代平均的に存在しているが、韓国語や中国語を学習したい層は20代、30代が多く、特に韓国語では学習したいと回答した人のうち 40.9%を20代が占める結果に。
具体的な今年の語学学習の目標については、「TOEIC◯◯点を目指す」「ネイティブの英語を聞き取れるようになる」「スマホやタブレットを使って毎日短時間でできるものを継続して行う」「語学を学びながら国の歴史文化や魅力に目を向けたい」など様々なゴールが挙げられたが、「語学学習に関して、自らが今年設定した目標に対して、達成する自信はありますか?」という質問では、達成できる自信 がある人は 28.2%にとどまった。
調査は1月12日〜1月13日、「2023年に語学学習に取り組みたい」と思っている20代〜60代の全国の男女 578人を対象に実施された。※Duolingo調べ。