女優の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)第2話がきょう24日に放送される。

  • 左から北村匠海、吉高由里子=テレビ朝日提供

大石静氏が脚本を手掛ける同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村)という命の始まりと終わりを司る2人が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいくヒューマンラブストーリー。ディーン・フジオカは、心優しきポンコツ天然新人ドクター・佐々木深夜(45歳)を演じる。

開始1分半での突然のキスが話題になった第1話は、Twitter世界トレンド1位にランクイン。TVer見逃し配信の再生回数は17日夜から22日までの6日間で255万回を突破した。亡き母の遺品整理を通し、まっすぐで温かい一星に心を救われた鈴。ラストシーンでは出逢った日に返しそびれたマフラーを手に一星に再び会いに行き「あなたに母の遺品を整理してもらえて、よかった。ありがとう」と本心を伝えつつ、覚えたての手話で「でもお前のキス、大したことなかったけどな」と反撃して第1話は幕を閉じた。

第2話では、鈴と一星が映画館やハンバーガー屋でデートをする展開に。映画鑑賞中に号泣する鈴を見て、からかうようないじわるばかり言ってくる一星。話しているうちに2人の年の差が10歳だと判明しても、「たった10コだろ」と気に留めない。ソースを口元につけたりむくれたりする一星を見て「子供だな」と言いながらも微笑ましく見守り、柔らかな笑顔を見せる鈴。一星の強引さに戸惑いながらも、天性の愛らしさや自由な生き様に魅了され、鈴の心は徐々にほぐれていく。そして雪が舞い降りる踏切で、一星が鈴に「雪宮鈴、好きだ!」と突然の告白!?

さらに第1話で反響を呼んだ一星&親友・佐藤春(千葉雄大)の下ネタ手話トークに鈴も参加する。欧米と日本のAVの違いを高速手話で熱弁する一星、それを通訳する春、興味津々の前のめり体勢で聞き入る鈴。3カ月前から手話を練習し続けて迎えた撮影日、シーンをやりとげたキャストに現場で拍手が巻き起こったという居酒屋シーンに必見だ。

また第2話は「子どもなんていらない」と言い放つ妊婦(清水くるみ)をめぐり、深夜が赤ちゃんのことを思うあまり、自分が考える幸せへと妊婦を誘導しようとし、鈴から「自分の考えを押し付けるな」と注意されてしまう場面も。ポンコツで経験不足だが人一倍優しい深夜の過去、かつて医療裁判を抱え、大学病院を去らざるを得なかった鈴の過去の片鱗も明かされる。