三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社の4社は、東京都港区三田一丁目にて権利者と推進している「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業(以下、同プロジェクト)」が、2022年12月21日に権利変換計画の認可を東京都知事から受けたことを発表した。
三田小山町西地区は、東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅至近の港区三田一丁目に位置した約2.5haの区域。同プロジェクトでは、細分化された土地の集約化や建物の不燃化、適切な道路等の基盤施設の整備・拡充、公園や古川沿いの親水広場・歩道状空地等の整備により、防災性の向上を図り、安全・安心で快適な魅力ある複合市街地の形成を図る。
プロジェクトでは、地上42階建ての住宅A棟を中心とする3棟からなる約1,400戸の共同住宅、オフィス、店舗、保育園、古川沿いの広場や約2,500㎡におよぶ公園を一体で開発することでにぎわいを創出する。麻布十番エリアへつながる動線を設け、エリア全体の回遊性・利便性を高めることに加え、地域の人々が憩い、交流できるような緑あふれる広場や歩行者空間も整備する。
2024年度には本体工事に着工し、2028年度に竣工予定。