プラネックスコミュニケーションズは1月23日、電動のパン&チルト機構でカメラ部が上下左右に動き、広い範囲を撮影できるネットワークカメラ「スマカメ カメラ一発!」(型番:CS-W72FHD2)を発表した。価格はオープン。1月下旬より発売する。

  • 電動のパン&チルト機構でカメラ部が上下左右に動き、広い範囲を撮影できるネットワークカメラ「スマカメ カメラ一発!」(型番:CS-W72FHD2)

電源とインターネット回線に接続すれば使えるネットワークカメラ。340度のパン(左右170度)と130度のチルト(上90度/下40度)範囲でカメラの向きを操作でき、広い範囲を画角に収められる。撮影ポイントをあらかじめ設定しておけば、巡回機能によりポイントを順番に移動しての撮影が可能だ。

  • 本体上部にmicroSDカードスロットを備える

  • 付属のマウンターを使えば壁に固定できる

解像度は1,920×1,080ドットで画角は70度。カメラの前面には、昼用/夜用の2つのレンズと赤外線LEDを搭載。周囲の明るさにあわせて、自動で赤外線撮影に切り替える。本体にはマイクとスピーカーも内蔵し、双方向での通話などにも使える。

  • 赤外線撮影モードも備え、真っ暗な状態でも明るく撮影できる

  • 赤外線を投影しないモードにすれば、窓越しでもカラーできれいに撮影できる

撮影している映像の変化を検知する動体検知機能と、音の発生をとらえる音声検知機能を搭載し、異常を検知した時にアラートをスマートフォンやタブレットへプッシュ通知する。アラート検知に連動した録画は5秒前から開始し、異常発生の瞬間を逃さない。また、何らかの原因で1時間以上インターネットへ接続できない状態が続いた場合に、自動的に再起動を行う機能も搭載する。

記録メディアはmicroSDメモリーカードを利用するほか、Dropboxなどのクラウドストレージなどへの録画にも対応する。専用アプリからは、離れた場所からリアルタイムに映像を確認でき、タイムラプス録画やクラウド録画などの機能を使用可能。PC用アプリでは、最大36台のカメラ映像を一覧表示できる。

インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX有線LAN×1。無線機能はIEEE802.11b/g/n。本体サイズは約W75×D80×H117mm、重さは約280g。