国土交通省と気象庁は、1月23日に大雪に対する緊急発表を行った。1月24日から26日にかけて、日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大雪となり太平洋側でも大雪や積雪となるところがある見込みだという。また強い冬型の気圧配置は27日頃に一旦緩むものの、29日頃にかけて再び強まる可能性がある。

緊急発表では大雪や暴風雪、吹きだまり、低温による路面凍結、などによる交通障害に警戒すること、また昨年12月17日からの大雪の際にも車両の立ち往生が発生していることから、大雪の場合は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。

また気象庁防災情報 (@JMA_bousai)のTwitterアカウントでは、地域ごとに「警報級となる可能性のある期間(23日11時現在)」の一覧も投稿している。

【この冬一番の強い寒気に留意】24日から日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込む。日本海側中心に大雪となり、積雪が短時間に急激に増えるところがある。全国的に気温がかなり低くなり、10年に一度程度の低温となる。大雪・暴風雪・吹きだまりによる交通障害、高波に警戒、水道凍結等に注意。(@JMA_bousaiより引用)

  • (@JMA_bousaiより引用)

大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあるという。最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕をもって行動をするよう発表している。