最新マザーボードでも多数採用例のあるIntel製の最新ネットワークコントローラー「I226-V」において、パケットロスや瞬断の不具合があるようだ。米TechPowerUPが報じている。

  • Intelの2.5GbE LANコントローラー「I226-V」でパケロスや瞬断? 今のところ解決策なし

今回問題があると報告された「I226-V」は、これまで提供されてきた「I225-V」の後継モデルにあたる2.5GbEネットワークコントローラー。I225-Vも同様に接続性に問題を抱えていた製品で、ユーザーは1GbE接続を強制することで問題の回避に努めていた。しかし最新モデル「I226-V」では1GbEを設定しても問題が回避できないとのことで、ランダムな数秒間にインターネット接続が切断されてしまう設計上の欠陥を抱えているという。

TechPowerUPによると、同社のラボでも問題の再現を確認。マザーボード最新UEFIと最新ドライバを組み合わせても問題は発生し、さらに1GbE設定でも再現できたという。記事中でTechPowerUPは、I226-Vは多くの最新マザーボードに採用例があり、影響範囲は広くなりそうだと言及。LAN端子が2つある場合は、Intelではない方の端子を使えば回避できると締めくくっている。