俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(毎週月曜22:00~)第2話が23日に放送される。
2015年の『銭の戦争』、2017年の『嘘の戦争』に続くシリーズ第3弾は、“政界”を舞台にした弱者による強き権力者への復讐劇。愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快エンターテインメントとなっている。
息子の泰生(白鳥晴都)が歩道橋から突き落とされた事件をもみ消そうとする犬飼(本田博太郎)に激しい怒りの炎を燃やす亨(草なぎ)は、息子の命を軽んじた犬飼を失脚させようと決意。私設秘書の梨恵(小野花梨)、新人秘書の眞人(杉野遥亮)の協力を得て、まずは大臣の懐刀である政策秘書の虻川(田口浩正)を排除する作戦に打って出る。
女性秘書に対するパワハラ、釈明会見での原稿ミスと、犬飼のイメージを失墜させるミスを立て続けに起こした虻川だったが、それでも地位は盤石。虻川は事務所の金庫番で、犬飼も知らない金の流れをすべて把握しているため、うかつにクビにはできないという。亨は虻川の生命線ともいえる裏帳簿を何とかして手に入れようと画策。その思惑に気づかれないよう眞人には虻川の動きを見張ってほしいと頼む。翌日、眞人は仕事を教わる名目で朝から虻川と一緒に犬飼の地元へ。虻川の行動に目を光らせるが、そこには今は亡き大切な家族への思いが秘められていた。
一方の虻川は、亨が自分を陥れようとしていることをすでに察知していた。雑誌記者の熊谷由貴(宮澤エマ)と手を組み、犬飼の息子・俊介(玉城裕規)の不正を暴こうとしていることを知った虻川は……。