JR西日本が春の期間(2023年3~6月)に運転する臨時列車について発表。ダイヤ改正後、臨時列車として利用状況に合わせた運転を行うと案内されていた山陽・九州新幹線「みずほ」などの列車に関して、3~6月の期間中は毎日運転とすることを明らかにした。

  • 山陽・九州新幹線「みずほ」「さくら」に使用されるN700系

同社は2022年3月のダイヤ改正で、山陽・九州新幹線「さくら」の上下各4本を臨時列車とし、利用状況に合わせた運転が可能なダイヤに見直すと発表。2023年3月のダイヤ改正では、「さくら」に代わって「みずほ」の上下各4本などを臨時列車に変更し、「これらの列車は毎日運転する予定ですが、ご利用状況により運転を取りやめる場合は、決まり次第お知らせします」と発表していた。

春の期間中、山陽新幹線では春休みやゴールデンウィーク期間など多くの利用が見込まれる時期に臨時列車を運転するほか、週末も利用が見込まれることから列車を増発する予定。利用状況に合わせて運転すると発表していた臨時列車も、春の期間中は毎日運転されることになった。

対象となる列車は、ダイヤ改正前(3月1~17日)の下り「さくら545・549・559・569号」と上り「さくら548・552・564・570号」、ダイヤ改正後(3月18日以降)の下り「みずほ603・609・611・613号」と上り「みずほ602・604・606・612号」。その他、ダイヤ改正後に一部区間を臨時列車として運転する予定の下り「ひかり501号」と上り「ひかり502号」(東京~岡山間のうち新大阪~岡山間を臨時列車として運転)、下り「ひかり535号」と上り「のぞみ84号」(東京~広島間のうち岡山~広島間を臨時列車として運転)も、春の期間中は全区間で毎日運転される。