『ウェザーニュース LiVE』キャスターの駒木結衣が22日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで初のフォトエッセイ『空を結ぶ』(27日発売 2,640円 ワニブックス)の発売記念イベントを行なった。
24時間生配信の気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』で、キャスターを務める駒木。自身初のフォトエッセイとなる同作では、特技の書道や剣道を久しぶりに楽しむ様子を写し、デートシチュエーションのグラビアにも初挑戦。普段の番組内では見ることのない姿を披露しているほか、地元・仙台で過ごした幼少期から18歳までのプライベートショットや、仕事中の秘蔵写真も初公開している。また、エッセイパートでは、自身の生い立ちから、5年目に入ったキャスターの仕事、空・天気についてまで、自身の言葉でつづった36編を収録。同じく『ウェザーニュースLiVE』キャスターで同期の檜山沙耶との女子会トークも収められている。
27日の発売日を前に、「お話を頂いたときから不安で、今もまだ実感が湧いていない」と話した駒木。「お手に取って下さる方に楽しんで頂ければと思っています」と現在の心境を語った。
千葉・九十九里で行われた1泊2日ロケの思い出を聞かれると、「人生初めての釣りに挑戦して、自分で釣った魚を食べて、お腹もいっぱい心もいっぱいでした」と回顧。また、お気に入りカットにも選んだ剣道のカットについても「中高生の部活動以来、10年ぶりに竹刀を振ったので、体が鈍って鈍って……筋肉痛になりました(笑)」と撮影の苦労に触れ、「当時のことを思い出しながら背筋が伸びる思いで撮影に臨みました。凛とした思いも伝わればいいなと思います」とアピールした。
さらに、同期のキャスター・檜山沙耶との対談時には、互いに思いを伝え合って涙を流してしまったことも告白。「お仕事もプライベートも仲良くしてもらっている沙耶ちゃんですが、いざ改まると緊張しました。(涙してしまったことも)いい思い出です」と振り返った。続けて「実は発売前に(沙耶ちゃん)にお渡ししようとしていたんですが、『もう予約したよ!』と言われました(笑)。せっかくなので受け取ってもらって2冊持ってもらうことに……」と同期愛あふれるエピソードも披露。檜山の趣味でもあるコスプレに関連して、“やってみたいコスプレは?”と聞かれると、「私自身は親友で同期の沙耶ちゃんの影響で興味が出てきました。小さい頃から憧れであるセーラームーンやプリキュアとかになってみたいですね!」と意欲を見せた。
そして、フォトエッセイの点数については、「えぇ~何点ですかね……。100点かな? 撮影に向けて食べることも我慢したので……」と回答。しかし、すぐに「いいんですかね? もっと謙虚にいった方がいいんじゃないですか……?」と弱気になり、笑いを誘った。
最後には、都内にも強烈な寒波が襲来することを受け、「今シーズンいちばん強いと言われています。特にこれまで雪の量が多い北日本や日本海側はもちろん、西日本にも冬タイヤの装着や水道管が凍結していないかなど、チェックしていただきたいです」と注意喚起。「名古屋、大阪なども積雪の恐れがあるので、路面凍結の可能性もあるので、足元に注意を払っていただきたいと思います」と気象番組のキャスターらしく、締めくくった。