G1行政書士法人は1月18日、相続に関する意識・実態調査の結果を発表した。調査は2022年11月12日〜14日、20代〜60代の500人を対象に行われたもの。

  • 「相続」「相続手続き」に対するイメージ

まず、「相続」「相続手続き」に対するイメージについて聞いたところ、「面倒、煩わしい」が30%で最も多く、次いで「大変」(13%)、「難しい、難しそう、複雑、煩雑」(12%)が続いた。「良いイメージ」と答えたのはわずか2人。

イメージの理由について尋ねると、19%が「親族の経験、人の経験談を聞いて」、17%が「テレビ、ドラマ、ワイドショー、小説、SNSなど」、10%が「自身の経験より」と回答した。

  • 相続に対してそのようなイメージを抱く理由

相続人になった経験について聞いたところ、22%が「相続人になったことがある」と答えた。年代別では、年を重ねるごとに他人事だった相続が「自分事」になっていく傾向が見られた。

  • 相続人になったことがあるか

  • 相続人になったことがあるか【年代別】

自分が相続人になったことがない人を対象に、いつか発生する親の相続について、親と話し合ったことがあるか尋ねてみた。すると、「ある」は29%で、「ない」は7割超という結果となった。

  • 親と相続について話したことがあるか