PHP研究所は1月17日、PHPビジネス新書の新刊『60代を自由に生きるための 誰も教えてくれなかった「お金と仕事」の話』を発売した。著者はマネー評論家の榊原正幸氏。価格は1,067円。

理想的な60代を過ごすための方法を指南

  • 『60代を自由に生きるための 誰も教えてくれなかった「お金と仕事」の話』表紙

本書は、60歳になる前に「自主定年退職」した元大学教授の著者が、「お金の不安」と「仕事の不安」をまとめて解消し、理想的な60代を過ごすための方法を指南するもの。

ポイントは、「イヤじゃない仕事」「副業」「株式投資による運用」の「3本の矢」。著者はこの3つを手に入れることで、「40代で貯金ゼロ」の状況から、「一生お金に困らず、好きな仕事だけをする自由気ままな60代」を実現したという。

では、どうすればこれらを手にすることができるのか。本書ではその具体的な方法を紹介。特に柱となる「運用」については、具体的な方法はもちろん、会計学教授だった著者の長年の研究により導き出された「安全・安心な投資先228銘柄+買っておきたい高配当銘柄TOP10」を収録する。

著者の榊原正幸氏は1961年、名古屋市生まれ。名古屋大学経済学部、大学院経済学研究科を経て、同大学経済学部助手。1993年、日本学術振興会特別研究員(PD)となり、その後、渡英して英国レディング大学に入学。帰国後の1997年、東北大学経済学部助教授に就任。2001年、英国レディング大学大学院より博士号(PhD)を授与。2003年、東北大学大学院経済学研究科教授。2004年4月、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。2021年3月に退任し、東京・青山を拠点にファイナンシャル教育の普及活動を行っている。会計学博士。