沖縄本島の中部、西海岸に位置する読谷村(よみたんそん)は、景勝の地「残波岬(ざんぱみさき)」に代表される美しい自然があり、世界遺産に登録された「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」など、伝統文化や各地の民族芸能が継承されているまち。

今回は、読谷村の返礼品「沖縄の伝統工芸やちむん」を9つ紹介します。「やちむん」とは、沖縄の方言で焼き物のことなのだそう!

やちむん特集【1】:お碗

読谷村座喜味にある「やちむんの里」は、陶芸家が共同で活動する古風な工芸村。その一角にある工房で作陶・販売を行っているとのこと。やちむんの代表的な器「マカイ」は沖縄の方言で「お碗」を表すそうです。ご飯や煮物の盛り付けなどにも使えるお碗を紹介します。

【仲間陶房】 3.5寸マカイ(唐草染付)ペアセット

手のひらに収まるようなサイズのお碗のセットです。大きすぎず、小さすぎず、普段使いのご飯茶碗としてはもちろん、子どもの汁碗としても使えます。使い勝手が良く、幅広い年齢層の人に好評なのだそう。

・提供事業者:仲間陶房
・内容量:2個
・寄附金額:1万4000円

【陶芸工房ふじ】4寸マカイ・菊模様(重ね焼き)赤・青

「4寸マカイ」は、「やちむんの里」にある店舗では、持ちやすさ・使いやすさから観光客にお土産として手に取られることが多いそうです。色違い、模様違いとラインナップも豊富な重ね焼きとなっています。

・提供事業者:陶芸工房ふじ
・内容量:1個
・寄附金額:1万円

【志陶房】5寸V鉢 2個セット

お碗の内側が沖縄の海をイメージしたコバルトブルーで、より一層料理を引き立ててくれるお碗です。Vの字に広がる斬新なデザインが、ひとり分の盛り付けにピッタリな5寸鉢です。

・提供事業者:志陶房
・内容量:2個
・寄附金額:2万1000円

やちむん特集【2】:お皿

おおらかな絵付けや模様、厚みが特徴のやちむんのお皿を紹介します。色鮮やかなものが多く、インテリアとして飾るのもおすすめなのだとか! さまざまなサイズの多彩なお皿が返礼品として提供されています。

【仲間陶房】取り皿セット(唐草染付)

沖縄の伝統的なやちむんの絵付け、唐草染付(からくさそめつけ)を施した6寸(約18cm)と3.5寸(約10.5cm)の取り皿セットです。仲間陶房・窯元仲間功の筆による、大胆な唐草の絵付けは、食卓に彩りを添えるアイテムとして、皿に限らず人気のデザインなのだそう。

・提供事業者:仲間陶房
・内容量:3個
・寄附金額:2万4000円

【陶芸工房ふじ】7寸皿・波魚(重ね焼き)

お皿をぐるり囲む波間に伝統魚紋の7寸皿です。日常で使いやすい大きさで、パスタやカレー、炒め物、プレートご飯などにもピッタリとのこと。主菜を盛り付けたり、来客用の御菓子を盛り合わせたり、使い道も豊富です。インテリアとして部屋に飾っても素敵!

・提供事業者:陶芸工房ふじ
・内容量:1個
・寄附金額:1万5000円

【志陶房】プレート18

ふたり分の料理を盛り付け、取り分けるのにちょうど良いサイズの18cmのプレートです。パスタやサラダ、フルーツなどを盛るのもおすすめなのだそう。沖縄の海を連想させる鮮やかな青の掛け流しが有名な、夏至南風(かーちーべー)シリーズのプレート。シンプルなデザインが、食卓にさわやかな色を添えてくれます。

・提供事業者:志陶房
・内容量:1個
・寄附金額:1万4000円

やちむん特集【3】:カップ

陶器の温もりを感じさせる厚みが魅力なやちむんのカップを紹介します。それぞれの工房のこだわりが詰まっており、毎日使うカップに最適です。

【仲間陶房】ミドルカップ(大当:うふどうブルー)ペアセット

工房のある読谷村の波平(なみひら)・大当(うふどう)地域の「海・空・土」の色をイメージしたカップです。鮮やかでありながらも素朴な仕上がりです。カップ全体に広がるブルーの下地に、コバルト(藍)と飴釉(茶色)の釉薬(ゆうやく)で点打ちを施しています。

・提供事業者:仲間陶房
・内容:2個
・寄附金額:2万円

【陶芸工房ふじ】「オールスターズ」ビアカップ

人間国宝の祖父・金城次郎さんから、脈々と引き継がれる魚紋で有名な「陶芸工房ふじ」。海の仲間たちが集合した「オールスターズ」が泳ぐビアカップです。オールスターズの表情や形状は1点1点異なり、届いてからのお楽しみだそう。

・提供事業者:陶芸工房ふじ
・内容量:1個
・寄附金額:1万2000円

【志陶房】ロックカップ(2個セット)

沖縄の海を連想させる鮮やかな青の掛け流しが有名な夏至南風(かーちーべー)シリーズのロックカップ2個のセットです。美しい色味が目を引くカップは、飲み物を入れるだけでなく小鉢として使うのもおすすめとのこと。

・提供事業者:志陶房
・内容量:2個
・寄附金額:2万円


日本一人口の多い村・読谷村は、「やちむんの里」をはじめ、やちむん工房が60余り点在しており、県内有数のやちむんの産地なのだそう。1617年に朝鮮人の陶工からの技術指導により伝わったとされており、沖縄の陶器で最も古いとされている「喜名焼(きなやき)」と古窯があったと言われているとのこと。

やちむんの手法、沖縄の素材や伝統を大切にしつつ、一方で現代にも受け入れられる使い勝手の良さ、新しいスタイルを取り入れて作られています。


今回は沖縄県読谷村の返礼品「沖縄の伝統工芸やちむん」を厳選して9つ紹介しました。それぞれの工房の個性が光るやちむんは、形や色、絵柄も楽しめる逸品です。大切な人への贈り物や自分へのご褒美にも良さそう! 気になる返礼品があった際は、ぜひチェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年1月21日)時点のものです。