石油暖房機器メーカーのコロナは1月20日、週末(1月21日、22日)に予想されている強い寒波の到来に備え、暖房機器を効果的に使用するために意識すべき4つのポイントを紹介した。
1つめのポイントは「石油ファンヒーターは窓際に置く」こと。石油ファンヒーターを窓際に置くと、窓から伝わってくる冷気を吸い込み部屋を温めるため、冷気が部屋を対流する時間が短くなって部屋が寒くなりにくく、灯油の消費を抑えることができるという。また、機器周辺に送風や循環を妨げる物が置かれていると暖房効率が低下するため、移動させるように呼びかけている。
2めのポイントは、「エアコンの温風は下向きに」。暖房時、温風は下向きに吹き出すようにするとお部屋の温度が均一になりやすいため、室温がむらにならないように風向を調節するように推奨している。温かい空気はお部屋の上にたまりやすく、サーキュレーターを併用して空気を循環させるのも効果的だという。
3つめは「加湿器を併用する」。湿度が上がると体感温度が上がるため、低めの設定温度でも快適に過ごすことができ、暖めすぎや乾燥のしすぎも防げるという。
4つめは「エアコンや石油ファンヒーターのフィルターは定期的なお手入れを」。エアフィルターがほこりなどで目詰まりすると暖房効率が低下するため、掃除機などでの定期的な手入れを推奨している。