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【この記事のエキスパート】
元キャンプメーカー勤務 プロキャンパー:さけふみ

元キャンプメーカー勤務 プロキャンパー:さけふみ

北海道生まれ北海道育ち。幼少期からアウトドアに親しみ、趣味でキャンプを続けた後、キャンプ用品ブランドに勤務。更に深い知識と経験値を取得し、主にソロでコーヒーやクラフトビールを楽しんだり、購入したギアをすぐに試したりしている。長年アパレル業に従事してきたため、人と被ることが少ないブランドやアイテムを常に探求。ビール・アウトドア・ファッションの魅力をブログで発信している。


冬用寝袋(シュラフ)は冬期のキャンプ泊に欠かせないアイテム。ナンガやイスカをはじめ、ダウンを使用した極暖アイテムが人気です。特に初心者は、マミー・封筒型のほか、快適使用温度や限界使用温度に注意して選ぶ必要があります。この記事では冬用寝袋の選び方とおすすめ商品を紹介します。

冬用の寝袋(シュラフ)の選び方

早速、冬用シュラフの選び方を見ていきましょう。主な選び方は下記の6点になります。

【1】中綿の種類で選ぶ
【2】寝袋の形で選ぶ
【3】快適温度で選ぶ
【4】洗いやすさもチェック
【5】収納性で選ぶ
【6】重さで選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】中綿の種類で選ぶ

中綿の種類が変わるだけで、暖かさ・重量・容量・価格など、さまざまな箇所に影響が出ます。それぞれメリットがありますので、使用場所や予算などを考えながら選んでみてください。

ダウン

(ポーラー) POLeR ZONKER(ゾンカー) L FURRY CAMO:¥43,780 ( 2023年1月19日時点 )

出典:Amazon

ダウンは空気を多く含む素材なので、少ない量で暖かさを感じられます。収納時、上手く空気を抜くとコンパクトになるので、持ち運びやすく大変便利です。山での宿泊など、荷物を少なくしたい時に非常に威力を発揮します。中に入っている量が少ないので、それだけ軽量。また、素材自体の保温力も高いため、冬用シュラフの素材にはうってつけと言えるでしょう。

化学繊維

コールマン(Coleman) 寝袋 コージーII C5 使用可能温度5度 封筒型 オレンジ 2000034772:¥5,241 ( 2023年8月10日時点 )

出典:Amazon

冬のキャンプでは、テント内が結露などによって湿度が高くなりがちです。そんな環境の中で力を発揮するのが、化学繊維の中綿が入ったシュラフです。化学繊維は水に強く、テントの結露でシュラフが濡れても保温力に影響がほとんど出ないので、問題にはなりません。さらに、自然由来で希少価値のあるダウンにくらべ、人工物なので価格も控えめ。オフシーズン時の管理が簡単なのも特徴です。

【2】寝袋の形で選ぶ

寝袋の形は2種類に大別されます。長方形のいわゆる封筒型と、顔以外すっぽりと覆ってしまうマミー型。初めて使う方は、見た目だけでなく、入ってみると寝心地がまったく違うことにも驚くはずです。

封筒型(レクタングラー型)

NORDISK(ノルディスク) アウトドア キャンプ 寝袋 ALMOND(アーモンド) +10 Sサイズ 【日本正規品】 141009 175×70cm:¥17,160 ( 2023年1月19日時点 )

出典:Amazon

寝袋内に余裕があるので、寝返りが打ちやすく、自宅の寝具に近い感覚で就寝できます。人によっては、圧迫感があるマミー型は苦手という方もいるので、そういう方にはこちらがおすすめです。

ファスナーを開閉して温度調節しやすい仕様なので、暑がりな方はこちらを好まれるようです。また、封筒型は、モノによって連結が可能なので家族やカップルでのキャンプに使い勝手がいいというメリットもあります。

マミー型

イスカ(Isuka) エアプラス630 タン 80(肩幅)×213(全長)cm (収納サイズ φ20×34cm):¥58,300 ( 2023年1月19日時点 )

出典:Amazon

一般的に冬用のシュラフはマミー型がおすすめ。体にフィットするので冷たい空気が入りづらく、暖かい空気も逃しません。

さらに、収納サイズを小さくできるので、ストーブや燃料等荷物が増えがちな冬キャンプには嬉しいですよね。ちなみに、名前のマミーは寝ている姿がミイラのように見えることから、この名前が付いたといわれています。

【3】快適温度で選ぶ

冬用のシュラフを購入する際の最も注意するべき点が、「快適温度」です。冬用であれば、快適温度が-5℃以下のモノを目安にして、そこから行きたい場所の気温をチェックしましょう。

寝ている時は日中の活動時と違って、身体を動かして温めることができないので、現地の最低気温よりも、商品の快適温度が更に低いものを選ぶ必要があります。

男性であれば、商品記載のリミット温度を参考にするとよいと言われてもいますが、寒がりの男性は、コンフォート温度といって、女性が目安にする温度を参考にするとよいでしょう。

【4】洗いやすさもチェック

ロゴス(LOGOS) 丸洗いやわらかウォーミー・-4-BB 72600391 グリーン (約)幅75×奥行220cm:¥13,800 ( 2023年1月19日時点 )

出典:Amazon

主に中綿の種類によって洗濯方法が異なります。ダウンの場合は、クリーニング店に出すことをおすすめします。モノによっては自宅で洗えるものもありますが、ほとんどが手洗い推奨ですのでお気を付けください。

化学繊維であれば、通常の洗濯機で丸洗いOKな物が多いので、洗濯表記を確認したうえでキレイにしてあげましょう。洗濯方法は一概にこうだとは言えませんので、不安があればまずは購入店に確認しましょう。

【5】収納性で選ぶ

上記で少し触れましたが、化学繊維よりもダウン、封筒型よりもマミー型を選ぶことで、よりコンパクトに収納可能です。積載量がそこまで多くない車種や荷物が多くなってしまう冬キャンプでは、特に収納性にも配慮するべきでしょう。

【6】重さで選ぶ

こちらもやはりダウン商品であれば、化学繊維にくらべると軽く感じます。しかし、電車やバイクパッキングでのキャンプでなければ神経質になる項目ではないかもしれません。1,000g以下の冬用シュラフであればかなり軽い部類なので、基準にしてみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)