気象庁は、沖縄を除く全国を対象に「低温に関する早期天候情報」を発表した。1月22日から30日にかけては、10年に1度レベルの寒さが襲来する可能性が高いという。
「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっている時に、6日前までに注意を呼びかける情報だ。5日間の平均気温が、「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間の降雪量が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
同庁によると、「低温に関する早期天候情報」は、九州南部と九州北部、四国だ。ほかの北海道と東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国に関しては「低温と大雪に関する早期天候情報」となっている。北海道と東北、北陸では22日ごろから、関東甲信から九州にかけては23日ごろから、かなり気温が低くなると予測している。
ちなみに日本気象協会では、寒気の流れ込みのピークは、24日ごろだと予測している。上空1,500メートル付近でマイナス6℃以下の強い寒気に、列島がすっぽり覆われるとのこと。また、マイナス12℃以下の寒気が、九州から東海や北陸の一部まで南下するようだ。同社の2週間天気では、東京都は24日の最高気温が8℃、最低気温がマイナス1℃と最低気温が氷点下となり、強く冷え込むと見込みだ。
ネット上では「またまたエグい予報をされてまんなぁ~..」「この週末から気象には気を付けましょう☃️」「ひええ。」「たしかにここ最近とても寒いですね🥶」などの声が寄せられた。