KADOKAWAが運営するWEBサイト「レタスクラブ」は1月17日、「ふるさと納税」に関する調査結果を発表した。同調査は2022年11月7日~15日、23~50歳の子育て中の女性251人を対象に、インターネットで実施した。
「ふるさと納税」の内容や仕組みを知っているか尋ねたところ、64.2%が「知っている」と「だいたい知っている」と答えた。
自身・もしくは家族は「ふるさと納税」で寄附をしたことがあるか聞くと、53.0%が「寄附をしたことがない」、44.7%が「寄附をしたことがある」と答えた。寄附をする理由は「返礼品への興味」(66.9%)、「節税対策」(29.7%)が多くを占め、社会貢献などを意識している回答は見られなかった。
「ふるさと納税」による寄附をしていない人にその理由を尋ねると、「制度がわからない」(60.9%)が最も多く、「手続きが煩雑」(42.1%)、「面倒だから」(39.1%)が続いた。
「ふるさと納税」の返礼品は何を選ぶことが多いか聞くと、「精肉・肉加工品」(61.0%)、「魚介類・水産加工品」(47.5%)、「フルーツ」(38.1%)が上位に並んだ。
ふるさと納税で、大失敗したエピソードを聞くと「年末調整でふるさと納税の申告を出し忘れたことがあり、節税にならず丸々実費になった」「子どもの靴を頼んだら全然届かなかった。届いたころには、その靴はもうサイズアウトしていた」「年末にまとめてふるさと納税したら、かに、焼き鳥、お肉などの冷凍品が一気にきて冷凍庫に入らず食べるのが大変だった」などの声が集まった。