ヤマハは1月19日、動画や画像の内容をもとにオリジナルの音楽を自動で作成できるiPhone向けアプリ「AmBeat(アンビート)」の提供を開始した。App Storeよりダウンロードでき、利用料は無料(プレミアムプランは月額500円)。
AmBeatは、専門的な知識がなくても手軽にオリジナルBGMを作成してビジュアルコンテンツに付加できるiOSアプリ。動画や写真のデータをアプリ上にアップロードするだけで、そのビジュアルコンテンツのイメージやシチュエーションにマッチした音楽を作成する。
イメージと音楽の結び付けには、人の感覚や感性を言語化して科学的に分析するヤマハ独自の「感性研究」の成果を応用。リズム、ベース、コード音で構成されるBGMの生成には、ヤマハの電子楽器などに搭載されている自動伴奏機能のエンジンを応用し、「スイングジャズ」や「エレクトロダンス」「Rock」「R&B」など約500種類の音楽パターンをもとに、多彩な曲調のBGMを作り出すという。
自動作成されたBGMを、アプリ画面での簡単な操作で自由にアレンジ可能。音楽の専門的な知識がなくても、テンポを変更したりコード進行や音楽の構成を選んだりして、好みに合わせてアレンジできる。
また、BGMに歌を付加することもできる。画面上で歌詞を入力すると、歌詞に合わせてボーカロイドの歌声による歌唱が生成される。
手軽に始められる無料プランと、作成楽曲数無制限のプレミアムプラン(月額500円)を用意。無料プランでは毎月10本まで無料でBGMを作成でき、プレミアムプランに加入すると作成楽曲数が無制限となる。