女優の浅野ゆう子が、来週26日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』(毎週木曜21:00~)第4話にゲスト出演する。
ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島秀俊が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。秘密を抱える3人が自らの思惑のために手を組み、互いを利用しながら難事件に挑む姿を描く。やがて過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へ――。
第4話では主人公・架川英児の恩人、警視庁生活安全部参事官・黒石元警視正(井上肇)が自殺するという事態が発生。黒石は組織犯罪対策部の次期部長と目されていたが、数カ月前に若い女性との不倫騒ぎが週刊誌に報じられ、依願退職したばかりだった。黒石は自ら命を絶つ直前、架川に向けて「あれは罠だ。私ははめられた。君も気をつけろ」という謎のメッセージを遺していたことが判明。黒石を罠にはめ、自殺に追い込んだ黒幕はいったい誰なのか。架川は光輔、直央を巻き込んで捜査を開始する。暴力団“鷲見組”の関与を疑った架川と光輔は、情報を求めて敵対組織を牛耳る超大物のもとに乗り込む。その相手こそ、“一途会”最高顧問・手嶌春(浅野)だった。
浅野は今作で和服を粋に着こなし、美貌と才覚で幾多の修羅場をかいくぐってきたであろう春を貫禄たっぷりに演じる。眼光鋭く架川たちを睨み、「お前、死ぬのは怖くないのか?」「誰にものを頼んでる?」と静かに脅しをかけるシーンも。アウトサイダーな刑事たちVSアンダーグラウンドな闇社会の女帝の緊迫の駆け引きに注目だ。
きょう19日放送の第3話は、直央が夜道をひとりさまよう幼い女の子を保護するところからスタート。その女児の母親が行方不明になっている事実が発覚する。最近、地域で若い女性の失踪が2件続いて起きていることから、直央は同一犯による連続誘拐事件に違いないと直感。そんな3人の前に、イケメン生物学者・山野井昭(味方良介)や、覆面で過激な持論を発信する謎のライブ配信者“人類総帥”が現れる。