イー・ラーニング研究所は1月16日、「2022-2023年:年末年始の習い事に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2022年12月3日〜23日、子どもを持つ親395人を対象に行われたもの。
まず、2022年に保護者間で話題になった子どもの習い事は何か聞いたところ、「英語・英会話スクール」(176人)が4割以上と最も多く、次いで「プログラミング教室」(124人)が続いた。
さらに、2023年に子どもに何の習い事をさせたいかについては、1位「英語・英会話スクール」(224人)、2位「プログラミング教室」(154人)となり、2018年から5年連続で同じ順位に。
また、子どもにさせたい習い事がある親に対し、なぜ子どもにその習い事をさせたいか聞いてみると、「将来のためになると思ったから」(270人)が約8割と圧倒的に多くなった。一方で、「新しい習慣に対応するため」(145人)も4割以上の回答を集めている。
将来子どもになってもらいたい職業について尋ねると、1位「経営者」(161人)、2位「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」(94人)、3位「公務員」(60人)という結果に。その他の回答には、「自分のなりたい職業になってほしい」「個性を生かせる職業」といった意見も見られた。
小学校までの習い事を、中学校以降の部活動でも継続してほしいと思うかについては、約7割が「はい」(270人)と回答。
また、部活の地域移行に関しては約9割が賛成である事も分かった。部活の地域移行について注目している事は、1位「指導者のレベル」(185人)、2位「学校以外の友達との交流」(174人)、3位「指導者の確保」(154人)となった。
2022年に特に関心が高かった教育関連ワードについて尋ねたところ、「オンライン学習」(247人)が6割以上で最も多く、次いで「金融教育」(212人人)、「プログラミング教育」(143人)が続いた。
一方で、2023年に意識したい教育・学習については6割以上が「金融教育」(238人)と回答し、「オンライン学習」(173人)を上回る結果となった。
今後の教育・子育てトピックで関心のあるものを尋ねたところ、7割近くが「教育のメタバース活用」(262人)と回答した。