LabBaseは1月16日、日経BPの「日経クロステック」と共同で実施した24卒理系就活動向レポート「満足度が高いインターンシップ」の結果を発表した。同調査は2022年11月7日~20日、理系院生(修士1年生)1,040名を対象実施した。

  • 就活を始めた時期・始めようと考えている時期

就活を始めた時期・始めようと考えている時期について聞くと、72%は「修士1年の4月~6月」と回答した。23卒の同じ時期と比べると約10%増加しており、早期化の傾向は、25卒でも続くことが予想される。

インターンシップ参加状況を尋ねたところ、約96%が「参加した(もしくは参加予定)」と回答した。「インターンシップ参加後、企業や業界に対する印象は変わったか」という質問には、志望企業や業界、職種に対する志望度が向上したというポジティブな回答が多くを占めている。

  • インターンシップ参加後の心理変化

満足度が高いインターンシップの内容について聞くと、「社員との交流」「実務体験」が上位に並んでいる。参加してよかったインターンシップの日程タイプは「半日・1日」が最も多く、短い時間でも満足度の高いインターン体験をしていることがわかった。

  • 満足度が高いインターンシップの内容

インターンシップの内容ごとに、どの時期での参加を希望するか尋ねると、夏の時期は「ケースワーク・グループワーク」や「業界・事業紹介」といった企業や業界を広く知ることができるコンテンツが好まれている。一方、12月以降の冬の時期は、「社員との交流」や「会社・現場見学」など個々の企業をリアルに知れるコンテンツが喜ばれる傾向にあった。

  • インターンシップ別の参加希望時期~秋冬~