スクウェア・エニックスは、新作スマートフォンゲーム『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』をオンラインのライブ配信で発表した。リリース日は未定だが、2023年2月6日から2月13日までβテスト体験会を開催する。募集人数は20,000名(iOS:10,000名、Android:10,000名)。募集人数を超える応募があった場合、抽選で参加者を決定する。

『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』のジャンルは乱戦コマンドバトルRPG。ソロでも複数人でも遊べる“新しいドラゴンクエスト”だ。職業や転職といった「ドラクエ」シリーズらしい要素に加え、テンションゲージを使ったひっさつ技など独自の要素も搭載する。

ゲームでは、大きく「ストーリーモード」と「大会モード」を用意。「ストーリーモード」は従来のシリーズと同様、1人で遊ぶモードで、完全オリジナルストーリーが展開される。

発表会では、実機のプレイ映像も公開。章ごと短いストーリーが展開されたあと、ステージ移行し、目標のモンスターを倒すとクエストクリアになる流れだった。フィールドにいるモンスターに触れるかアタックするとバトルに発展。アタックで「ふいうち」に成功すると、職業に応じた効果が発動する。

  • ストーリーモードに登場するキャラクター

  • 発表会で実機プレイを披露。章を選んで、冒険へ出発

  • 会話パートを経て

  • フィールドに移動する

  • 魔法使いの場合、アタックの攻撃範囲が広く、ふいうち成功時に呪文ダメージがアップするなど、職業による違いもあるようだ

  • バトルは「ドラクエ」シリーズならではのターン制コマンドバトル

  • テンションゲージがマックスになると「ひっさつ技」を発動できる

  • 目標を達成するとクエストクリアだ

「大会モード」は、最大50名までプレイヤーがリアルタイムにマッチングし、最後の1パーティになるまで戦うバトルロイヤル。1つの島に複数プレイヤーが同時に降り立ち、ほかのパーティ打倒を目指す。なお、一定の時間が経過すると、魔障と呼ばれるダメージエリアが迫ってくるので、安全地帯へ移動する必要がある。

フィールドでは、やくそうなどのアイテムのほか、ステータスを向上させる「成長玉」と呼ばれるアイテムが手に入る。さらに、モンスターも生息しており、倒すことでバトルに有利になるアイテムをゲットできる。

パーティ同士のバトルもコマンド選択タイプ。モンスターとの戦闘と同じく、触れる、もしくはアタックでバトル突入だ。すでに戦闘中のパーティに乱入すると、最大3パーティの三つ巴バトルに発展することも大きな特徴の1つだろう。

  • 大会モードの概要

  • バトルロイヤルシューティングゲームのドラクエ版といったイメージだ

  • 出発確認画面。「パーティのつよさ」といった要素が確認できる

  • 最初は好きな場所を選んでスタート

  • フィールドに降り立ったら自由に移動できる

  • フィールドには至るところにアイテムやモンスターが

  • まずはモンスターを倒しつつ、「攻撃玉」や「防御玉」などのアイテムでパーティのステータスを向上させるのがセオリー

  • 対人戦もコマンドバトル。プレイヤー同士のバトルに乱入することで、最大3パーティによる三つ巴戦に発展する

『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の基本プレイは無料。アイテム課金型で、武器などを手に入れられる「ふくびき」を用意する。発表会では、装備で強くなる要素はあるが、自分と近い強さのパーティ同士がマッチングするほか、ほかのパーティが弱っているところを狙ったり、有効なアイテムを集めたりと、立ち回りも重要になっていることから、「課金しなければ勝てなくなるようなバランスにはならない」と説明していた。

「ドラゴンクエスト」シリーズ新作スマートフォンタイトル発表会