クロス・マーケティングは1月17日、「新型コロナウイルス生活影響度調査」の結果を発表した。調査は2022年12月23日~25日、全国の20~69歳の男女2,500名を対象にインターネットで行われた。

  • キャンペーンの認知率や利用意向

    キャンペーンの認知率や利用意向

国や自治体で行っているキャンペーンの認知率や利用率を調べたところ、「GoToイート」と「全国旅行支援」で高い結果に。利用意向は、いずれも半数の人が「利用したい」と回答し、特に、「全国旅行支援」においては6割に達した。

また、国内21の観光地名を提示して行きたい場所を聴取したところ、「北海道」(52%)、「沖縄」(41%)、「京都」(36%)が上位に。さらに、今後参加したいお祭りやイベントを自由回答にて聞くと、「花火大会」や「祇園祭」など全国的に有名なお祭りが具体的にあがったほか、「東京ディズニーランド」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「ハウステンボス」の限定イベントや、2025年に開催する「大阪万博」の声もあがった。

  • 「マスクを着用すべき」と思うシーン

    「マスクを着用すべき」と思うシーン

次に、直近1か月の外出先を教えてもらったところ、「飲食店」(46%)、「友人・知人・恋人に会う」(29%)、「アウトレット・ショッピングモール・百貨店」(29%)が上位にあがり、2021年6月より右上がりに増加している。

一方、「マスクを着用すべき」と思うシーンを聞くと、「公共交通機関での移動中」「商業施設」「勤務先」が上位となり、「屋外のコンサート会場」「屋外でのイベント」「屋外でのスポーツ観戦」は3~5p低下。屋外であれば、集客イベント時のマスク着用は不要と思う人が増えてきている様子が見てとれた。

  • 新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度

    新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度

新型コロナウイルスに対する定点指標として、「直近1週間の不安度」を調べたところ、3p増の34%、「将来に対する不安度」は微減の46%という結果に。また、「直近1週間のストレス度」は42%と、わずかに増加した。

さらに、感染症対策として直近1週間で行ったことを聞くと、「マスクの着用」「アルコール消毒の使用」「石鹸などを用いた手洗い」が上位となったが、いずれも5~6p低下していることがわかった。