タイミーは1月16日、「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査」2023年1月版の結果を発表した。調査は1月6日〜8日、「タイミー」で働く5,788人を対象に行われたもの。
まず、普段の生活費に値上げの影響が出ていると感じている人は95.3%という結果になり、2022年12月調査の回答(96.0%)から引き続き、ほぼ全ての人に値上げが影響していることが分かった。
日頃生活している人数による大きな違いは見られず、いずれの世帯人数でも値上げ・物価高の影響を感じる割合が高いことが確認された。
値上げの影響を最も感じているものについては67.1%が「食材」と回答し、突出して高い結果となった。
値上げによる生活費の負担増加額に関する質問では、25.5%が一月の生活費で1万円以上負担が増えたと答えている。2022年12月調査の回答(25.3%)から引き続き、大きく家計に影響をおよぼしていることが伺える。また、生活している人数が多い世帯ほど、負担額が高い傾向が見られた。
直近1カ月以内の給与改定の状況については、「変わらない」が77.2%、「下がった・下がる予定がある」が11.2%となっている。値上げ・物価高に伴う支出増を感じる人の多さと比較して、収入増となっていない人が多いことが分かった。
値上げによる生活費の不足を補填する目的で「タイミー」のスキマバイトをした人は、60.9%。2022年12月調査の回答(62.4%)と同程度となっている。
「タイミー」のバイトで得た毎月の収入は、1カ月あたり1万5,000円〜2万円程度が中央値であった。