インターネットイニシアティブは1月16日、5月より第一期がスタートする同社の教育プログラム「IIJアカデミー」の受講生募集を開始した。あわせて、受講生が取り組む実習課題や実習の進め方など、教育プログラムについての情報も公開されている。
IIJアカデミーは11月21日に発表された、同社の創業30周年の記念施策のひとつとして開設される、ネットワーク技術とソフトウェア開発技術に精通したエンジニアを育成する教育プログラム。
第一期の実習期間は5月8日から7月28日までの12週間で、18歳以上で技術習得に意欲のある社会人、高専生を含む学生を募集する。受講費用は20万円(学生は10万円)、募集人数は20~30名。申し込み期間は2月28日12時まで。
受講生は期間中、原則として3つの実習課題に取り組む。取り組む課題は、あらかじめ用意された17のテーマから、講師と受講生が協議のうえで選択する。用意されるテーマは、「ルータの挙動を実体験する」「ロードアベレージの意味と計算方法を調べて実装する」「クラウドサービス(IaaS)を作ってみる」など。実習課題についてはIIJアカデミーのWebサイトでシラバスが公開されている。
実習においては、受講生と講師によるカリキュラム面談でプログラムとゴールを策定したうえで、課題内容や実習に要する知識・技能を理解するための講義を行い、その後に受講生が任意の時間で課題に取り組むという形で進められる。実習のプロセス、や指導方式・実施時間帯等についてもIIJアカデミーのWebサイトでそのフローが公開されている。