NTTドコモ モバイル社会研究所は1月16日、日常生活におけるスマートフォン・ケータイ所有者の行動に関する調査レポートを公開した。内容は2022年1月に実施された「モバイル動向調査」のデータに基づく。
2015年から2022年までのモバイル動向調査において継続的に調査した「面前の相手(家族・友人・知人等)に対して、手持ちぶさたに端末をいじっている」かどうかという設問の推移を集計したところ、2015年の34.9%から2022年57.5%まで、7年で2割以上増加していた。
性年代別では、10代女性が85.1%と最も高く、若年層はいずれの属性も7~9割と多い。一方、シニア層でも3~4割程度は存在し、一概に若者特有の行動とは言えない結果だ。
関連して、「端末を机などの面前に置いておく、または握り締めている」という調査項目もあり、こちらは2015年から2022年まで大きな増減はなく、全体では5割弱で横ばいとなっている。
「2022年一般向けモバイル動向調査」調査概要
- 調査方法:Web
- 調査対象:全国・15~79歳男女
- 有効回答数:7,050
- サンプリング:QUOTA SAMPLING。性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
- 調査時期:2022年1月