クロス・マーケティングは1月11日、「おひとりさま消費に関する調査(2022年)ひとり時間の実態・意識編」を発表した。同調査は2022年11月28日~29日、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に、インターネットで実施した。

  • ひとりで自由に使える時間

ひとりで自由に使える時間について尋ねたところ、平日では71%、休日は79%の人が「ある+どちらかといえばある」と回答した。年代別には、平日、休日ともに60代でひとり時間のある人が高く、最も少ないのは働き盛りの30代だった。

1日の中でひとりで自由に使える時間を尋ねたところ、平日で4.0時間、休日は6.1時間と休日の方が2時間ほど多かった。年代別に見ると、平日のひとり時間が多いのは60代。休日になると20代のひとり時間が最も多く、次いで60代という結果となった。40代は、平日、休日ともひとり時間の平均が少なかった。

  • 1日の中でひとりで自由に使える時間

ひとりで自由に使える時間の必要性について聞くと、63%が「必要」、31%が「どちらかというと必要」と回答し、合わせると94%が「ひとりの時間は必要」と考えていることがわかった。

なぜ必要か理由を自由回答で答えてもらったところ、「ひとりでやりたいことがある」「息抜き・ストレス解消をして、日常生活や健康を維持するため」が多かった。

  • ひとりで自由に使える時間の必要性とその理由

ひとりで自由に使える時間の増減意向について聞くと、「増やしたい+どちらかというと増やしたい」は平日も休日も87%だった。特に増やしたい意向が強いのは、50代であり9割を超えた。

  • ひとりで自由に使える時間の増減意向

ひとりの時間を作るために、行ったり工夫していることを自由回答で答えてもらったところ、「人付き合いを限定する」「やるべきことを限定する」「家事・仕事を効率よく済ませる」「周囲の協力を得る工夫をこらすことで、自由な時間を得られる」といった意見が多く寄せられた。