watchOS 9.2では、昨年の発表会で告知されていた「レースコース」機能が新たに搭載されました。これは、ワークアウトでランニングやサイクリングを行う際、以前の自分の記録と比べながら走ることができる機能です。
レースコースの使い方
レースコースは、ワークアウトアプリに新しく追加された機能です。ワークアウト開始時にレースコースを選択すると、同じコースの自己ベストまたは前回の記録と競争しながら走ることができます。
レースコース対応の種目は、屋外ランニング、サイクリングおよび車椅子ワークアウトです。
レースコースのゴールに到達すると、結果の比較が表示されます。ワークアウトを終了する場合は、通常通り画面を左から右へスワイプし、「終了」をタップします。
レースコースが表示されない場合はここをチェック!
ワークアウトで[…]をタップしてもレースコースが表示されない場合は、下記の理由が考えられます。チェックしてみましょう。
watchOS 9.2にアップデートされていない
レースコースはwatchOS 9.2の新機能です。下記の手順でOSのバージョンを確認しましょう。睡眠時にApple Watchを装着している場合は、「自動アップデート」がオンでも夜間の自動アップデートが実行されないため、手動で行う必要があります。
アップデートの通知があれば手動でアップデートを行います。Apple Watchのバッテリー残量が50%以上の状態で充電器にセットし、上記の画面で「ダウンロードとインストール」をタップします。
選択した種目がレースコースに対応していない
レースコースに対応しているのは、ワークアウトのうち「屋外ランニング」「サイクリング」「車椅子ワークアウト」です。ウォーキングや屋内ランニングなど、その他の種目では使用できません。
同じコースで2回以上のワークアウトが行われていない
レースコースは、同じコースを2回以上走ることで自動的に生成されます。もう一度同じコースで通常のワークアウトを行ってから、再度トライしてみてください。