嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で石川数正役を演じている松重豊が、本作について語った。
第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『リーガル・ハイ』、『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手がける。
松重が演じている石川数正は、古参の家臣で家康が最も信頼する常識人。切れ味鋭い頭脳の持ち主で、遠慮なく正論を進言する。外交役も務め、戦国武将と渡り合う度量の持ち主だ。
松重は「『古沢さんの脚本か、面白そう』ということで出演を決めました。家臣団がここまでフィーチャーされる“家康もの”もこれまでそんなに無かったのではと思うんですけど、家臣団1人ひとりのキャラクターを立たせて、なおかつ会話劇としても非常にクオリティの高いものにするという、古沢さんならではの面白さが脚本からもにじみ出ています。これをリアルに、面白いものに仕上げていくのは、監督含め力量が問われるなという。面白くなかったら僕らのせいだなと、正直思います」と語る。
そして、「“松本家康”がどう変化していくかということは共演者としても興味があるし、どのくらいの成長曲線を描くかということでいうと、1話から2話に関しては本当に微々たるもの。頼もしいと思ったかどうかは置いておいても、そこの成長を見守っていくからこその家臣だと思っています」と松本演じる家康の変化に注目。「“松本家康”が今後どういう“怪物”に変化していくのかを我々家臣団も楽しみにしていますので、視聴者の皆様もどうぞ、最終回はあっと驚くような“化け物”になっていると信じて見続けてください」と視聴者にメッセージを送った。
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