JR北海道は、2023年3月18日のダイヤ改正で、札幌圏の一部列車を対象に実施している土休日運休を取りやめ、毎日運転にすると発表した。快速「エアポート」は朝および夜間の上下各3本が土休日運休となっていたが、ダイヤ改正後は毎日運転される。
同社は2021年3月のダイヤ改正で、特急列車と快速・普通列車の減便や閑散期の曜日運休など実施。札幌圏では、土休日の朝における通勤通学利用が平日朝と比べて大きく減少することから、計13本の快速・普通列車を土休日運休とすることで、輸送力の適正化を図るとしていた。これにともない、快速「エアポート」も朝および夜間に運転される上下各3本が土休日運休となった。
現在、土休日運休の快速「エアポート」は、新千歳空港駅8時5分発「エアポート81号」(札幌行)、新千歳空港駅9時42分発「エアポート97号」(札幌行)、新千歳空港駅21時7分発「エアポート211号」(札幌行)の3本と、手稲駅6時42分発・札幌駅7時9分発「エアポート70号」(新千歳空港行)、札幌駅8時48分発「エアポート88号」(新千歳空港行)、札幌駅20時18分発「エアポート202号」の3本。ダイヤ改正後、上下各3本とも毎日運転される。
あわせて朝の時間帯に運転される普通列車のうち1本も、一部区間で実施していた土休日運休を取りやめる。現行のほしみ駅7時20分発、苫小牧行の普通列車について、土休日運休となっていたほしみ~手稲間をダイヤ改正後は毎日運転とする。