JR東日本千葉支社は、2023年3月18日のダイヤ改正で利用状況に合わせた輸送体系の見直しを行い、総武本線・成田線で夜間に運転される普通列車の運転区間・時刻変更、最終列車の繰上げなど実施すると発表した。
総武本線では、おもに千葉駅から成東方面へ向かう夜間の下り普通列車が見直しとなる。現在、千葉駅21時57分発・成東駅22時45分着で運転される下り普通列車は、行先を成東駅から横芝駅に変更し、運転区間を延長。この列車は成東駅にて、平日夜間に運転される特急列車の下り「しおさい13号」(ダイヤ改正後の時刻は東京駅21時43分発・成東駅22時45分着)から乗換え可能となる。
銚子行の最終列車となっている現行の千葉駅22時33分発・銚子駅0時11分着の下り普通列車はダイヤ改正後も大きな変更はないが、その後に運転される列車が見直しに。現行の千葉駅23時6分発・成東駅23時50分着の下り普通列車は運転区間を短縮し、現行の成東行から八街行に変更する。千葉駅23時50分発・横芝駅0時43分着の下り普通列車も運転区間を短縮し、現行の横芝行から成東行に変更。これにともない、松尾駅と横芝駅で下りの最終列車が約1時間10分繰上げとなる。
総武本線・成田線で夜間に運転される普通列車のうち、現行の千葉駅22時56分発・成田駅23時27分着、成田駅23時33分発・千葉駅0時4分着の上下各1本について、ダイヤ改正に合わせて運転取りやめとする。