JR東日本千葉支社は、2023年3月18日のダイヤ改正で利用状況に合わせた輸送体系の見直しを行い、内房線において夜間に運転される普通列車の運転区間・時刻変更、最終列車の時刻繰上げなどを実施すると発表した。
内房線では現在、20時台以降に千葉発千倉行の下り普通列車が2本(千葉駅20時29分発・22時3分発)運転されている。ダイヤ改正後、2本とも運転区間を短縮し、千葉発館山行に変更。代わって現行の木更津駅21時49分発・館山駅22時50分着の下り普通列車を千倉行に変更する。
千倉行の最終列車は館山駅を23時42分に発車(千倉駅23時55分着)しているが、ダイヤ改正後は館山駅を22時53分に発車(千倉駅23時5分着)するため、最終列車の時刻が約50分繰上げに。千葉駅から千倉行の最終列車を利用する場合、千葉駅を21時5分に発車する下り普通列車に乗って君津駅で乗り換える必要があり、1時間近く繰り上げられることになる。
安房鴨川行の最終列車となる内房線の下り普通列車も運転区間・時刻を変更。現在は館山駅21時18分発・安房鴨川駅21時58分着だが、ダイヤ改正に合わせて運転区間を延長し、木更津駅20時20分発・館山駅21時37分発・安房鴨川駅22時16分着で運転する。これにともない、千倉~安房鴨川間の途中駅において、最終列車が約18分繰下げとなる。