ポプラ社は1月11日、書籍『奇妙な漢字』(杉岡幸徳 著/990円)を発売した。
発売したのは、実在する奇妙な漢字をまとめており、出会ったことのない字が続く一冊。
「口」が十二個も積み重なり、漢字ではなく模様にも見える漢字は、訓で「おしゃべり」と読む。「口」を三つ並べた「品」をさらに極限まで推し進めた字となっている。江戸時代の戯作者である式亭三馬の『譃字尽(うそじづくし)』という本の中に出てくるそう。
さらに、同書では読み方や意味のほか、画数や書き順、意味などをクイズ形式で解説。
また、漢字の起源やその字が存在する理由なども徹底的に探り、教養書としても読める内容となっている。