NTTドコモは1月10日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS sense7 SH-53C」のカメラ機能の品質を改善するソフトウェアアップデートの配信を開始した。
「AQUOS sense7」は9月26日に発表されたミドルレンジスマートフォン。前モデルにあった望遠カメラは割愛されて二眼構成となっているが、1/1.55インチの大型イメージセンサーをメインカメラに採用し、「AQUOS R7」の技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」を搭載するなど、フラッグシップクラスのカメラ性能を誇る。像面位相差AFにより合焦速度も従来機の約2倍に向上。
今回のアップデート内容は次の2点。
- カメラの機能の品質を改善(詳細は下記)
- セキュリティの改善。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルが2022年11月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2022年11月」を参照のこと。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための改善が含まれる。
アップデート対象はAndroid 12で、更新時間は約22分。アップデート後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「01.00.03」となる。
アップデートに伴う画質の改善内容は以下のようなもの。
料理撮影の画質改善
料理シーンにおける露出やサイドを調整し、より明るく、おいしそうに撮れるように改善しているという。
屋外撮影の画質改善
明るい屋外での撮影において、コントラストを調整し、より自然な青空を撮影できるよう改善している。
夜景撮影の画質改善
夜景撮影において、まれに写真が緑味がかる場合があったところ、色ムラとホワイトバランスを改善した。
暗所のビデオ画質改善
暗所でビデオ撮影した時のノイズを低減し、画質を改善した。
インカメラの暗所の画質改善
暗所においてインカメラで顔を撮影した時のノイズ低減を行い、画質を改善している。