FRONTIERブランドでPC等を販売するインバースネットは1月13日、AMD Ryzen 7000シリーズを搭載するデスクトップPC(5モデル)を発売した。構成を変更できるBTOに対応しており、価格は229,800円から。
今回発売するのは、省電力性能に優れるTDP65W版のAMD Ryzen 7000シリーズを搭載するゲーミングデスクトップPC。5nm製造プロセスによる「Zen 4」アーキテクチャとなり、1コア当たりのL2キャッシュ容量も増量。前世代の「Zen 3」と比較してIPCが約13%、シングルスレッド性能が約29%向上している。
ラインナップは、ミドルタワー「GA」シリーズ、フルタワー「GH」シリーズ、「GB」シリーズの合計5モデルとなる。
GAシリーズ(2モデル)
冷却効率に優れるミドルタワーモデル。グラフィックスカードをケース上部にレイアウトし、上面から外気を大きく取り込み側面のパンチホールから熱を逃す設計。他パーツへの熱干渉を最大限に抑えつつ高い冷却効果を得ている。
モデルの一例として、「FRGAG-B650/R5/NTK」の標準構成価格は229,800円。主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 5 7600(3.8GHz)、チップセットがAMD B650E、メモリがDDR5-4800 16GB(8GB×2)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 3060(12GB)。OSはWindows 11 Home。
GHシリーズ(2モデル)
前面と背面に大型ファンを搭載し、効率的なエアフローによる熱排が可能なフルタワー型モデル。ケース内部に余裕があるので、大型の水冷クーラーなども内蔵できる。きょう体左側面は強化ガラスで、ガラス下部にはRGB-LEDラインを配置。専用ソフトから自由にライティング可能だ。
モデルの一例として、「FRGHB650/R7」の標準構成価格は364,800円。主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 7 7700(3.8GHz)、チップセットがAMD B650E、メモリがDDR5-4800 32GB(16GB×2)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti(12GB)。OSはWindows 11 Home。
GBシリーズ(1モデル)
フルメッシュデザインのフロントパネルを採用するフルタワーモデル。160mmの大型ファンを2基内蔵し、大容量吸気と効率的な排熱を行える。フロントメッシュパネルにはARGBライトストリップを装備。サイドはガラスパネル。
モデルの一例として、「FRGB650/R9」の標準構成価格は429,800円。主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 9 7900(3.7GHz)、チップセットがAMD B650E、メモリがDDR5-4800 32GB(16GB×2)、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 4080(16GB)。OSはWindows 11 Home。