ウェイブダッシュは1月12日、「難読温泉地ランキング 西日本編」のトップ10を発表した。調査は2022年7月11日〜10月11日、10代~80代の「生活ガイド.com」会員545名(男性59%、女性41%)を対象にインターネットで行われた。
同ランキングでは、生活ガイド.comが厳選した西日本にある「難読温泉地」を、クイズ形式(読めるor読めない)にし、読めなかった票数を集計した。
その結果、「難読温泉地ランキング 西日本編」の1位に輝いたのは、山口県周南市にある「三丘温泉」だった。
「三丘」の読み方は「みつお」で、山口県の東部島田川近くの県立自然公園内の田園風景が周囲に広がるのどかな地域。ナベツルの越冬地として有名で、「負傷した一羽の鶴がここで傷を癒した」という伝説も残る療養にも適した温泉地となっている。
続く2位は、和歌山県那智勝浦町の「夏山温泉」。読み方は「なっさ」。南紀勝浦温泉近く、湯川湾沿いに位置する温泉地で、美人の湯としても評判がよく、思わず長湯してしまうほど心地のよい、知る人ぞ知る和歌山の名湯。
3位にランクインしたのは、大分県九重町にある「星生温泉」で、「ほっしょう」と読む。九重連山の北に位置する飯田高原、阿蘇と湯布院を結ぶやまなみハイウェイ沿いにある温泉で、九州で一番高い場所に湧いており、九重連山の絶景を眺めながら温泉に浸かれる露天風呂は必見。
4位には、宮崎県都城市の「湯穴温泉」と、鹿児島県霧島市の「天降川温泉」がランクイン。「湯穴温泉」は「つあな」と読み、都城市の北西部、霧島の山奥にある秘湯で、黄金色に輝く褐色の湯が特徴で、浴槽は加温浴槽と源泉温度が約22℃とかなり冷ためな源泉浴槽の2種類がある。
「天降川温泉」の読み方は「あもりがわ」。霧島連山から流れ出る天降川に刻まれた新川渓谷沿いにあり、その名は、天降川の源流がある霧島山が、日本神話の説話において天孫天降の地であることに由来するそう。
以下、6位「求菩提(くぼて)温泉」、7位「日吉津(ひえづ)温泉」、7位「湯泉地(とおせんじ)温泉」、9位「白丹(しらに)温泉」、10位「母神(はがみ)温泉」がTOP10入りした。