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【この記事のエキスパート】
産前産後のママとベビーのためのヘルスケア「マミーサロン」主宰:是枝 貴子
助産師、鍼灸師、フットケアトレーナー、カイロプラクターなど数多く資格を持つ。
2006年に「マミーサロン」を開業し産前産後の母子を中心に、これまでの施術実績は25000人以上。
妊婦さんや産後のママ向けのオンライン講座なども精力的に行っている。
デリケートな赤ちゃんの身体やお肌を守るためには、加湿器を使って快適な湿度に部屋を保ってあげたいですよね。そこでこの記事では、赤ちゃんのいる家庭に向けて、加湿器の選び方やおすすめ商品を紹介していきます。
赤ちゃんがいる家庭に加湿器は必要か?
加湿器は、赤ちゃんの喉や肌の乾燥防止に効果が期待できます。赤ちゃんの肌はデリケートなので、潤いを保って外部の刺激から守ることが大切。理由として以下が挙げられます。
(1)喉の潤いをキープし、ウイルスなどから守るため
(2)乾燥した空気を保湿して肌を守るため
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。赤ちゃん用の加湿器の購入を検討している方は以下のメリットを予習しておきましょう!
(1)喉の潤いをキープし、ウイルスから守る
ウイルスや細菌の活性化は湿度と関係があり、湿度を40~60%に調節することが感染予防につながると考えられています。
また、空気が乾燥すると赤ちゃんののどや鼻に備わっている、ウイルスを防御する機能が低下します。
そのため、とくに冬などの乾燥した時期などでは加湿器を使い、赤ちゃんのいる部屋は加湿をして過ごすことが大切です。ただし、60%を超えると細菌やカビのリスクが上がるので加湿のしすぎには注意しましょう。
(2)乾燥した空気を保湿して肌を守る
赤ちゃんの肌はもちもちしているので健康的に思われがちですが、実際はとてもデリケート。乾燥しやすく、乳児湿疹などのトラブルも生じることも。
部屋の空気が乾燥していると肌を直接クリームなどで保湿していても乾燥してしまうもの。とくに近年はエアコンによって乾燥しやすくなっています。
赤ちゃんがいる部屋全体を加湿器で加湿してあげて乾燥からお肌を守ってあげましょう。
安全面やお手入れ方法も考慮して!
赤ちゃん向け加湿器選びのポイント
赤ちゃん向けに加湿器を選ぶときは、加湿器の種類、衛生面、お手入れのしやすさ、安全面、音の大きさなどに着目して選ぶのがポイントです。
安全な加湿方式で選ぶ
まずは加湿器の種類から選んでいきましょう。以下の表で、どの加湿器が赤ちゃんに適しているかをチェックしてみてください。
【エキスパートのコメント】
加湿方式は、「気化式」か「ハイブリット式」が安心
加湿器の代表的な種類に、スチーム式、気化式、ハイブリッド式、超音波式がありますが、赤ちゃん用として購入する場合は、安全面と衛生面を考慮して気化式かハイブリット式がベターです。
コストと安全性重視なら「気化式」
気化式加湿器は、水を吸い上げたフィルターに風を送り、蒸発させて加湿します。電気代が安く済むことや、本体が熱くならないため安全に使用でき、ヤケドの心配がないことがメリット。ただし、商品によっては動作音が発生することもあるので、赤ちゃんが寝ているときには配慮が必要な場合も。
加湿する力は比較的弱めで、フィルター交換など定期的なお手入れが必要ですが、ヒーターがない分消費電力が低いので、電気代を抑えたい方にもおすすめです。
加湿効果の高さを求めるなら「ハイブリッド式」
効率よく部屋を加湿したいなら、ハイブリッド式の加湿器がぴったり。気化式や超音波式タイプに熱を組み合わせて加湿するので、加湿効果が高まります。
「気化式ハイブリッド」は、フィルターにあたたかい風を当てて加湿。一方で、「超音波式ハイブリッド」では加熱した温水を超音波で噴霧させて加湿します。赤ちゃんがいるご家庭であれば、噴出させて加湿する「超音波式ハイブリッド」より、衛生面から「気化式ハイブリッド」の加湿器がおすすめです。
お手入れのしやすさ、衛生面を考慮して選ぶ
加湿器はお手入れも重要。お手入れをしておかないと雑菌やカビなどが生えて、不衛生な蒸気を赤ちゃんが吸ってしまう可能性があります。そのため、掃除や手入れ方法も事前にチェックしておくのが大事です。
フィルターは取り外しが可能か、タンク口は広く洗いやすいかどうかなど、赤ちゃんのお世話で日々忙しいママやパパでも、カンタンに手入れができるものを選ぶようにしましょう。
ヤケド・転倒などの安全面に着目する
赤ちゃんはハイハイしたり、歩きだしたりすると、さまざまなものに興味を持ちあちこちに触れます。そのため、ヤケドのおそれがあるスチーム式の加湿器などは、赤ちゃんが触れないところに設置するなどの配慮が必要です。さらに転倒のおそれもあるので、赤ちゃんが立ち歩いても安定感があるものや、危険のない構造の商品を選ぶといいですね。
眠りを妨げないか? 静音性をチェック
生まれたばかりの赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。また、赤ちゃんは浅い眠りの時間帯が多くあり、ちょっとした音で起きてしまうもの。そのため、加湿器の動作音も眠りを妨げない程度のものを選ぶと安心です。
加湿器のなかにはモードを変更し、音や加湿量を調整できるものもあります。購入前に機能面もチェックしておきましょう。
専門家からアドバイス
【エキスパートのコメント】
なにを重要視するか考えて選ぼう
乳幼児のいるご家庭の場合、加湿器を選ぶポイントは安全性。赤ちゃんに危険が及ばないような配慮がなされたアイテム選びが最優先です。そのうえで多種多様な選択肢から、なにを一番重要視するのかを明確にして各機種の特徴を見ていくと選びやすいと思います。
さらには赤ちゃんの快適空間作りにも重点を置いて、静音性、睡眠時のパネルの明かりなどもこまやかにチェックできるといいですね。