ブックオフコーポレーションはこのほど、賞味期限間近の加工食品を販売するECショップ「FOOD ReCO(フードレコ)」を楽天市場内にオープンした。

加工食品を安価で販売

  • フードロス販売ECショップ「FOOD ReCO」

「FOOD ReCO」は、Repro(再生)、Resend(再送)、Reuse(再利用)の「Re」と、環境保全を意味する「ECO」を掛け合わせた造語。

賞味期限が間近、お歳暮などのギフトセットや季節外れといった理由で、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品をお手頃価格で顧客に提供するとともに、過剰在庫や処分に困っている業者を支援し、「フードロス削減を通して、サステナブルな社会の実現を推進する想い」を表現したという。

同店では、菓子、飲料(酒類は除く)、カップ麺、調味料、缶詰、未開封の食玩など、賞味期限の3分の1を超え、近い将来廃棄されてしまうような加工食品を通常価格より安価で販売する。箱買いでまとめて購入できるため、「相次ぐ食品値上げに対する生活防衛、家計の節約対策」としても活用できるとしている。

同社は2021年11月より、一部店舗(24店舗)でフードロス食品の販売を開始。また2022年11月より、通常の市場に出回らずに廃棄される規格外の花「プラスフラワー」の販売を都内2店舗で実施している。