フジヤエービックは、これまでの「ポタ研」の名称を「冬のヘッドフォン祭mini 2023」に変更し、東京・中野サンプラザにおいて2月11日に展示会形式で開催すると発表。会場は15Fで、開催時間は11時~17時30分(最終入場17時)。一般入場は事前登録制となる。

  • 「冬のヘッドフォン祭mini 2023」会場となる東京・中野サンプラザ

「ポタ研・冬」イベントは例年2月に開催していたが、コロナ禍の影響が本格的になる直前の2020年冬を最後に途絶えている(「ポタ研・夏」は2022年7月に再び開催された)。

今回、ポタ研というイベント名称を変更する理由について同社は、「当初の位置付けであった『ヘッドフォン祭の補完のためのイベント』という方針もあり、毎回ポータブル機器に限らず、据え置きオーディオ機材も多数出品されていきていること」、「当初ポタ研としてスタートした10年前と比べて製品構成が変化し、コロナ禍以降は自宅でハイレゾストリーミング機器などを使用する“おうち聴き”オーディオ機器が増えてきた中、ポータブルにこだわらず改めて『オーディオ機器の新製品を幅広く展示・試聴できるイベント』としてアピールする」ことを理由に挙げている。

当日出展予定のブランドについては後日改めて告知する。密状態回避のため、会場での特価セールは引き続き行わないが、開催前後の期間には、ヘッドフォン祭・旧ポタ研開催時と同じく、フジヤエービックのECサイトで特価セールを開催予定。なお、会場ではカスタムイヤホン用のインプレッション(耳型採取)サービスは実施する。

さらに、2022年12月よりスタートした「製品お試しレンタル」については、1月追加の4社に加え、「冬のヘッドフォン祭mini」出展企業の新製品のレンタルサービス開始を2月初旬に予定しており、その後もサービス対応メーカー/製品を拡充予定としている。

夏イベント以降は新会場「ステーションコンファレンス東京」で開催へ

既に告知されているとおり、ヘッドフォン祭・ポタ研の会場として使われてきた「中野サンプラザ」は、2023年6月をもって営業休止が決まっている。「春のヘッドフォン祭2023」(4月29日開催予定)は、フジヤエービックが中野サンプラザで開催する最後のイベントとなる。

次回「夏のヘッドフォン祭mini」イベントは、東京駅・八重洲北口直結の新会場「ステーションコンファレンス東京」(所在地:東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー)において7月15日開催予定。「サンプラザよりも交通の便の良い新会場をいち早く体験できる『夏のヘッドフォン祭mini2023』にもご期待ください」とのこと。今秋の「秋のヘッドフォン祭2023」も会場をステーションコンファレンス東京に移しての開催を予定している。