initは1月11日、「理想の働き方とエンジニア」に関する調査結果を発表した。調査は2022年11月28日〜29日、20代の社会人1,002名を対象にインターネットで行われた。
「現在の雇用形態」を聞いたところ、「フルタイム(正社員)」が96.2%と最も多く、次いで「パートタイム(時短勤務)」が2.2%、「フリーランス(個人事業主)」が0.6%という結果に。
そこで、「理想とする働き方のスタイルは何ですか?(上位3つまで)と質問したところ、「リモートワーク、在宅勤務」(38.7%)、「週5日勤務」(37.9%)、「オフィス出社」(31.6%)が上位となり、週3日~4日勤務よりも週5日働くことを理想とする人が多いよう。
また、「理想とするリモートワーク(在宅勤務)と出社のバランス」を尋ねると「フル出社」(29.8%)が最も多く、次いで「リモートと出社が半分ずつ」(22.5%)、「リモートの日数が多い」(20.2%)と続いた。
続いて、就業時間の許容範囲を聞いたところ、「7~8時間程度」(59.8%)が圧倒的に多く、「理想とする働き方における最低年収」については、「300万~399万円」(29.6%)、「400万~499万円」(27.8%)、「500万~599万円」(14.2%)が上位に。
また、「理想の職業」を教えてもらったところ、「事務職」(45.3%)、「公務員」(34.9%)、「資格が必要な専門職」(34.3%)が多く、理想の年収に対して、手堅く稼ぎたいという慎重さがうかがえる結果に。そのほか、「クリエイター」(15.1%)や「ITエンジニア」(14.0%)など、より専門的な仕事がしたいと考えている方も一定数見受けられた。
さらに、「ITエンジニア(技術職)と回答した人を対象に、「エンジニアを目指す際に不安に思うこと」を聞いたところ、「現状、未経験で知識が無いこと」(50.0%)、「理系出身ではないこと」(46.4%)、「稼げるようになるまでに時間がかかりそうなところ」(43.6%)が上位に。「エンジニアに必要とされる資格やスキルを1つでも持っている」という人は45.7%と半数以下となった。