パーク24は1月6日、「移動関連サービスの決済手段」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年8月25日〜31日、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員5,225人を対象に行われたもの。
まず、移動関連サービスのうち、キャッシュレス決済よりも現金決済の割合が高かったのは「駐車場」と「駐輪場」であった。一方で、キャッシュレス決済の割合が半数を超えたのは「電車(在来線)」(82%)、「路線バス」(60%)、「新幹線・特急」(56%)という結果に。
「駐車場」の決済手段を年代別で見ると、現金決済は全年代で割合はほぼ変わらず5割程度となった。20代以下はキャッシュレス決済の比率が20%と他の年代よりも低く、最も高い40代と11%の差が見られた。
また「駐輪場」については、年代が下がるほど現金決済の比率が高くなっている。キャッシュレス決済の比率は全ての年代で2割以下という結果であった。
移動関連サービス利用時のキャッシュレス決済手段として最も多いのは、「電子マネー」で77%となった。次いで「クレジットカード」が75%、「QR/バーコード決済」が29%で続いた。
「駐車場」において、料金精算時に利用できたら便利だと思う決済手段について尋ねてみたところ、最も多かったのは「電子マネー」で61%、以下「QR/バーコード決済」「クレジットカード」が各48%で次いだ。
年代別で見ると、「クレジットカード」は全年代において5割前後とほぼ同じ割合となったが「QR/バーコード決済」は30代が58%、60代以上は32%となるなど、年代による差が見られた。