ライオンは、「2023年受験当日のトラブルに関する調査」の結果を1月6日に発表した。調査は2022年10月8日〜28日、大学受験の経験がある19歳〜25歳男女740人を対象に行われたもの。

  • 大学受験当日に経験した出来事(失敗・トラブル)は?

まず、受験本番で実力を発揮できたか聞いたところ、「十分に発揮できた」と回答したのは24.6%でおよそ4人に1人という結果となった。

また、約3人に1人が大学受験当日に何らかの失敗やトラブルを経験している事も分かった。具体的には、「体調不良」が49.0%、「試験会場の室温が高すぎる/低すぎる」が26.3%、「試験会場での周囲の受験生の行動」が18.6%が上位となっている。

体調不良を経験した人に具体的な症状を尋ねてみた。すると、「下痢・腹痛」が30.8%で最多となり、続いて「頭痛」は26.2%、「生理痛」「吐き気やめまい」が各20.0%という結果に。当日「下痢・腹痛」を経験した人に関しては、6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答している。

  • その出来事(下痢・腹痛)は、予想できていましたか?

体調不良に影響したものは何だと思うか聞いてみると、5割以上が「プレッシャー」(50.5%)と回答。以下、「冷え」(27.4%)や「天候・気温」(25.3%)、「睡眠不足」(22.1%)が続いた。

  • 体調不良に影響したものは何だと思いますか

予想外のトラブルのために準備していたかについては、42.6%が「準備していた」と回答。どのような備えが必要だと思うか尋ねてみると、最も多かったのは「防寒具」で31.8%、次いで「入学試験要項」が30.3%、「会場までの地図」が29.9%、「薬の持ち歩き」が25.8%で続く結果となった。

  • そのような備えが必要だと思いますか

また、受験当日に備えた方が良いと思う薬については、「下痢止め薬」が47.2%にのぼった。「目薬」は42.8%、「胃薬」は34.4%、「解熱鎮痛薬 」は33.9%となっている。

  • 備えた方が良いと思う薬は?