⿇布テーラーはこのほど、イタリアのCloth by Ermenegildo Zegna、フランスのDORMEUIL、⽇本のNIKKEの3社に別注した⽣地で作るオーダースーツ「Exclusive Suit Fabric Collection」を企画。2⽉17⽇より、⿇布テーラー全店で展開する。
イタリアのCloth by Ermenegildo Zegnaからは、ハリとコシが強い素材の「BIELMONTE(ビエルモンテ)」が登場。⼀般的にイタリア素材は、柔らかなタッチと光沢感が持ち味だが、これまでのクロス エルメネジルド ゼニアコレクションには無かったハードタッチが印象的で、さらに、染めや仕上げの段階でもクロムや他の環境や⾝体に有害な物質を⼀切使⽤していないサステナブルな素材となっている。
カラーは、ラギッドな表⾯感でありながら、スマートな装いに仕上がるネイビーとグレーのストライプ柄を別注。価格は、オーダーシングルスーツが12万1,000円〜となっている。
フランスのDORMEUILからは、ドーメルのシンボル的ロングセラー素材<TONIK>の⾵合いをパタゴニアウールのみで織り上げた新素材「PATAGONIA WOOL(パタゴニアウール)」が登場。
クリンプが強く、膨らみがあり、服地に仕上げると通気性、保湿性、そして伸縮性を併せ持っている素材で、トレーサビリティが保証されている。⾰新的な夏のラグジュアリー素材に⿇布テーラーのセンスが光る⾊柄を別注したという。価格は、オーダーシングルスーツが9万9,000円〜。
日本のNIKKE には、1960年代に⽇本⽑織がビジネスエグゼクティブ達に向けて開発した盛夏⽤の⾼級素材「CUBA BEACH(キューバビーチ)」を別注。
当時の夏素材は、モヘアが⼀辺倒の中、それに対抗すべく開発されたキューバビーチは、清涼感とハリ・コシを追求したストロングウール100%のフレスコ素材で、シワに強く、仕⽴て映えするスーツに仕上がるという。価格は、オーダーシングルスーツが6万6,000円〜。