何事もはじめが肝心! 2023年の幕開けに勢いと活気をつけたい人にぴったりなのが、「OMO5東京大塚(おも) by 星野リゾート」で開催されている『大塚七福人巡りツアー』です。今回は一年分のパワーをチャージするため、ツアーに参加! 福とパワーをゲットすると同時に大塚の街を満喫してきたので、皆さんにもその魅力をお届けしていきます。
■ディープタウン"大塚"の都市ホテル
山手線と都電が交差する大塚駅は、レトロモダンな雰囲気が漂う街。昔ながらの商店街・飲み屋街がある一方で、古民家をリノベーションしたお洒落な飲食店街やカフェなどが混在しています。
そんなディープタウン大塚にあるのが、「OMO5東京大塚(おも) by 星野リゾート」。このホテルの特徴は、なんと言っても旅の舞台がホテルではなく「街」であること。
単に宿泊するだけではなく、旅のテンションを上げるホテルとして、街の案内人「ご近所ガイド OMO レンジャー」がローカル体験をサポートしてくれます。まるで友人に地元を案内するようなフレンドリーかつおせっかいな助っ人が、ディープな街の魅力をたっぷり教えてくれるんです。
「OMO5東京大塚」に一歩、足を踏み入れれば大塚駅前駅の駅名標がお出迎え。その先には、ウッドを使った飾らないシンプルで温かみあふれる空間が広がります。
宿泊部屋「やぐらルーム」は、まるで秘密基地のよう! 櫓(やぐら)をコンセプトに設計されたは客室は、約19平米というコンパクトサイズながら、2.9mの天井高と大きな窓があることで窮屈さを軽減してくれます。
また、江戸時代の「町屋」をモチーフにして作られた部屋は、階段下に収納スペースが設けられていたり、階段を上がった先に寝室があったりなど好奇心をかき立てる仕掛けが施されています。
そのほか、土足禁止の部屋に設けられた畳のスペースや、トイレとバスルームが別々になっているのも日本人には嬉しい特徴です。和の心がギュッと詰まった空間に、心身ともに寛げること間違いなし。
■OMOレンジャーと行く! 七福人巡りツアー
ここからは、メインイベント! 宿泊者限定の「大塚七福人巡りツアー」に参加します。これは、「七福神」になぞらえた大塚のご近所さんをOMOレンジャーと訪ねていく"七福神巡り"のようなツアーです。
ロビーに集合して、はじめに七福人がいる場所を記した「大塚七福人MAP」と、渡すと開運アイテムがもらえる引換券替わりのお札が渡されます。簡単にツアー概要を説明されたら、いざOMOレンジャーと大塚の街へレッツゴー!
はじめに訪れたのは、ホテルが入っているビル1階の「ペンギン堂雑貨店」です。店内に入ると、そこはペンギン一色の世界。お菓子のオマケやクレーンマシンの景品、企業のノベルティグッズなど、懐かしいアイテムからレアグッズまで多彩なペンギン商品を取りそろえています。
店主に札を一枚渡して、受け取った開運アイテムもまたペンギン! 可愛らしいペンギンちゃんに笑顔と元気をもらったら次のお店へ!
続いては、石造りの鳥居が目印の「サンモール大塚商店街」の中を進んでいきます。活気あふれる商店街のメイン通りを曲がると、そこは昭和にタイムスリップしたかのような光景が!
ノスタルジックな小道にあるのが、1937年創業のもなか専門店「千成もなか本舗」。布袋尊のような朗らかな雰囲気をまとうお母さんにお札を一枚渡すと、好きな味のもなかを複数種類の中から選ぶことができます。
今回は紅白にちなんで、薄紅色をした「うめのもなか」をセレクト。早速、店先でいただいてみると……、もなかの穏やかな酸味と上品な甘さが口の中いっぱいに広がり、口福をもたらしてくれます。
続いてOMOレンジャーが連れて行ってくれたのは、大塚の絶景スポット! ここでは、東京スカイツリーをバックに山手線の電車が行き交うめずらしい光景を、カメラに収めることができます。
OMOレンジャーがいてくれるからこそ、知ることができるディープスポットに心躍った後は、日本茶専門店の「マルキク矢島園」へ。
ここは店主のお父さんがとにかくパワフル(笑)。商売人らしい軽快な商品紹介にはじまり、開運アイテムのプレゼント、さらには年始にぴったりの教えまで伝授してくれました。それが、「小さな願いはすぐに叶う。大きな願いは積み重ね」と言う言葉。
お父さんの解説によると、「つまりは願いごとが叶うまでお参りを続ければいい」とのこと。「あれ? なかなかずるい教えでは?」と思ったのですが、お参りは"神様に"お願いをしているのではなく、"自分に"言い聞かせているものだそうです。
"願う"という行為を通じて、自分に暗示をかける……そうすると、目標に到達するための情報や人脈に自然とアンテナが反応するようになり、願いが叶っていくと教えてくれました。
ちなみにそんなお父さん、"教え"だけでなく人気商品もきちんと紹介(笑)。それが、同店オリジナルの「緑茶deアールグレイ」。「どうせそこらへんのお茶と一緒でしょ?」と思ったら大間違い! 華やかな柑橘の香りと緑茶のコク、すっきりとした喉越しが病みつきになるリピ確定ドリンクです。
実は、「OMO5東京大塚」の朝食で提供されるドリンクの1つに「緑茶deアールグレイ」が含まれています。筆者はこれが気に入りすぎて、朝にホットと水出しバージョンをそれぞれおかわりしたほど!
そのほか、「大塚七福人巡りツアー」では、花屋、たこ焼き屋、果物屋、クラフトビール専門店と、全部で7つのお店を回って、1年分のパワーをチャージします。ツアーが終わる頃には、筆者もなんだか心身ともにエネルギーがみなぎっていました!
■地元の名店から絶品料理をお取り寄せ
たくさん歩き回ったら、ちょうどおなかもぺこぺこに! ディナーは、ご近所の飲食店の美味しいものをセットにして部屋まで届けてくれる出前サービス「Go-KINJO出前レンジャー」を利用します。
刺身やおでん、焼き鳥にタコのカルパッチョなど、お酒好き筆者にはたまらないメニューに加え、テイクアウトをしたお店に関する説明書きも一緒に届けてくれるんです。
都電のコトコトという小気味よい走行音に、大きな窓から望む都心の夜景、1日の疲れを吹き飛ばすビールと絶品料理。これを至福と言わず、なんと言うんでしょう!
こうして気分よく布団でおやすみなさい……というのはちょっと待って! 1日を締めくくるなら、ホテルで開催される「燗缶ポン酒ベース」を楽しんでから眠りにつきましょう。
■懐かしの名曲をバックに熱燗で乾杯!
銘酒をそろえる名店が集まることから「日本酒の聖地」とも呼ばれる大塚にちなんで、ホテルのロビー「OMOベース」では、『燗缶ポン酒ベース』という熱燗と缶詰を楽しめるイベントを2月28日まで開催しています(毎日20:00~22:00)。
熱燗で楽しむ日本酒は、ご近所さんである日本酒居酒屋や酒屋がセレクトしたおすすめの5種類を用意。おつまみも食べたい人には缶詰もあるのが嬉しいポイントです。
筆者も早速、「天山」の熱燗をいただきます。芳醇な香り、キレ味の良さは残しつつも、熱燗にすることで旨味をより感じられるように! "寒い冬にこそ飲みたくなる"、そんな一杯でした。
そして、この雰囲気をさらに高めてくれるのが心地いいレトロな音楽です。DJに変身したOMOスタッフが毎日20:30分~22:00の間、80年代に流行ったシティーポップやムーディーな歌謡曲などを選曲し、流してくれるんです。
懐メロ×日本酒という最強タッグが、心と体に染みる染みる! なんとも気持ちいい気分で部屋に戻って、今度こそ寝るだけです! 密度の濃い1日に想いを巡らせながら、夢の世界へ……。おやすみなさい~!
■朝食で街ブラのエネルギーを蓄える!
帰宅前には、ぜひ朝食も堪能していってください。光が差し込む開放感あふれるOMO カフェでの朝食は、「OMOrningリゾット」または「American Breakfast」の中から1つを選択できます。
筆者は、6種類あるOMOrningリゾットの中からトマト海老をセレクト。トマトソースに出汁を使用したリゾットは、意外にさっぱりとした仕立てになっているので朝からぺろりと食べられちゃいます。
さらに飲み放題のドリンクには、七福人巡りツアーで訪れたマルキク矢島園の「緑茶deアールグレイ」をはじめ、ゆずはちみつやアセロラ、コーヒーと言った充実のラインナップが用意されています。満足度の高い朝食をいただき、心も体も元気100%!
こうして、運と元気を手に入れる1泊2日のお手軽開運トリップは終了。それと同時に2023年が本格的に幕を開けるのでした。
■Information
「大塚七福人巡りツアー」
【期間】2023年1月5日~2月28日
【料金】1,000円
【予約】予約ページにて前日15:00までに受付
【時間】16:00~17:30
※含まれるものは、OMOレンジャーによるガイド、「大塚七福人MAP」、OMOみくじ
【対象】宿泊者限定