歌手のMISIAが6日、ニッポン放送『MISIAのオールナイトニッポンGOLD』に出演。『第73回NHK紅白歌合戦』のステージを振り返った。
紅白では2023年の干支・うさぎをイメージしたダンサー20人以上と巨大な招福だるまを背に平和への思いを込めた「希望のうた」を熱唱したMISIA。「バンドは、ストリングス、コーラス、 ダンサーと私を入れて47名。みんなで心を合わせて祈るように歌った」と振り返った。
また、「リハーサルの時に、ダンサーさんたちが『希望のうた』の歌詞を手書きで書いて、曲を聴きながら改めてじっくり歌詞を読み上げるということをしたのです。この歌にどんな思いが込められているか、この歌から感じることっていうのをみんなで話し合って、この歌と向き合う時間をとってくれて」と告白。「私はそれがすごく感動して。みんなで頑張るぞって」としみじみと語った。
さらに、番組リスナーから「『希望のうた』の最後の方でテンポがゆっくりになるところが好きです」というメッセージが届くと、 「『希望のうた』ってレコーディングもそうなんですけど、クリックっていうリズムをキープするものを使わずに全部生で録ってるんです。何回かクリックを使ってやってみたんですけど、こういう祈りを込める曲だと上手く伝わらない。だからクリックはなしで、バンドさんも私の動きを見ながら、みんなで呼吸を合わせる。そういうところも伝わってくれると嬉しいですね」と明かした。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。