JR東日本東北本部と仙台空港鉄道は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、仙台空港アクセス線(仙台空港~仙台間)において利用状況に合わせた快速列車の設定見直しを行うと発表した。19時台に運転される一部列車の時刻も変更する。

  • JR東日本の仙台空港アクセス線用車両E721系500番代

仙台空港アクセス線の快速列車は上下各1本のみ設定され、現行の上り快速列車は仙台駅11時10分発・仙台空港駅11時27分着、現行の下り快速列車は仙台空港駅12時16分発・仙台駅12時33分着で運転。ともに仙台空港~仙台間で途中の名取駅のみ停車する。

ダイヤ改正後も1日の運転本数および快速列車の運転本数に変更はないが、快速列車の設定を見直し、運転時刻が変更される。下りの快速列車が先に運転され、仙台駅11時36分発・仙台駅11時53分着に。上りの快速列車は午後の運転となり、仙台駅14時50分発・仙台空港駅15時7分着となる。停車駅の変更はなく、途中の名取駅のみ停車する。

現行の快速列車が運転されている時間帯には普通列車が設定され、上りは仙台駅11時10分発・仙台空港駅11時34分着、下りは仙台空港駅12時8分発・仙台駅12時36分着で運転。途中の各駅に停車し、所要時間が延びるため、時刻も変更となる。

  • 仙台空港鉄道の車両SAT721系

19時台には現行の仙台駅19時14分発・仙台空港駅19時39分着の上り普通列車を仙台駅19時15分発・仙台空港駅19時43分着に変更し、仙台駅での前後の列車との発車間隔を30分にそろえるほか、現行の仙台空港駅19時28分発・仙台駅19時55分着の下り普通列車を仙台駅19時34分発・仙台駅19時59分着に変更。仙台空港駅にて、現行の列車は前の列車との発車間隔が28分、後の列車との発車間隔が43分となっていたが、ダイヤ改正後は前の列車との発車間隔が34分、後の列車との発車間隔が37分となり、おおむね均等化される。