JR東日本八王子支社は、2023年3月18日のダイヤ改正で、中央本線甲府~小淵沢間にて20~22時台に運転される上り普通列車の運転間隔を見直し、利用しやすいダイヤに変更すると発表した。

  • 211系で運転される中央本線の上り普通列車

現在、小淵沢駅では20時台に甲府方面の上り普通列車が2本発車(小淵沢駅20時19分発・20時45分発)した後、21時台の列車がなく、22時台に上り普通列車が発車(小淵沢駅22時23分発)するまで1時間40分近く列車がない状況だった。

韮崎駅では20時45分に発車する上り普通列車(高尾行)に続き、9分後の20時54分に同駅始発の上り普通列車(甲府行)が発車。一方、21時19分に上り普通列車(甲府行)が発車した後、22時49分発の上り普通列車(塩山行)まで1時間40分も列車がなく、運転間隔に偏りがあった。

こうした状況を改善するため、現行の小淵沢駅20時19分発・韮崎駅20時45分発の上り普通列車(高尾行)に代わり、ダイヤ改正で小淵沢駅21時26分発・韮崎駅21時52分発の上り普通列車(高尾行)を設定。小淵沢駅では19~22時台に上り普通列車が毎時1本運転されることになる。

20時台の韮崎駅始発の上り普通列車(甲府行)は、現行の時刻より8~9分繰上げに。20~21時台の韮崎駅において、上り普通列車の発車時刻が同駅20時19分発・20時46分発・21時19分発・21時52分発となり、おおむね30分前後の間隔で普通列車が甲府方面へ運転されるようになる。