アイドルグループ・AKB48の新成人メンバーによる成人式イベント「AKB48 二十歳のつどい」が9日、東京・神田明神で行われ、AKB48の歌田初夏、平野ひかる、山田杏華、吉田華恋、平田侑希が出席した。
毎年成人の日に行われるAKB48、恒例の成人式イベント。2023年に新成人(20歳)となるのは、チーム8の歌田初夏、川原美咲、平野ひかる、山田杏華、吉田華恋、17期研究生の平田侑希の合計6人。この日は体調不良のため欠席した川原をのぞく5人がアキバの守護神である神田明神に晴れ着姿で登場し、成人式に臨んだ。
朝早くから神田明神に駆けつけたファンに晴れ着姿を披露した5人。吉田が「ちょっと緊張していたのでファンの方のお顔を見るとホッとしたというか、今日のような素敵な日にファンの方に見てもらえてすごくうれしかったです」と笑顔を見せ、山田が「進化の年にしたいですね。19歳と20歳は1歳しか変わらないけど大人という目で見られると思うので、きちんと考えて行動したり発言したりと、そういうところから変えていきたいと思います」と20歳の自覚も。昨年研究生として加入したばかりの平野は「17期の研究生の中でも最年少でまだ子どもの気持ちでメンバーに甘えてしまっているので、これからは大人の自覚を持って私がみんなをまとめられるような存在になりたいと思っています」と決意を新たにした。
平田をのぞく5人(欠席した川原も含めて)が所属するチーム8は、今年4月に活動を休止する。歌田が「チーム8はこれまで全国各地にみんなで行って地方の方と会う活動をしてきました。チーム8がなくなることで地方に行く機会も減ってしまうのは寂しいので、全国全世界の人に知ってもらうためにも全国各地でイベントやコンサートが出来たら良いなというのが夢です」と地方でのイベント継続を願った。
AKB48成人式の毎年恒例でもある「◯◯世代は?」という質問に、「ホップ・ステップ・ジャンプ世代」と声を揃えて回答した彼女たち。この日欠席した川原が考えたというが、川原を代弁して平野が「もちろん今でも輝いていると思いますが、まだまだ見つかってない個性がたくさんあると思うので、それをたくさん出してもっとステップアップ、ジャンプして輝けたらと思っています」と説明。報道陣から「ホップ・ステップ・ジャンプのどの辺?」という質問に歌田は「ホップ行きそうかな? ステップぐらい(笑)」とあやふやながらも現在地を示していた。